日本サッカー界期待の星、香川選手のホロスコープです。
今回もハウス予想をしています。
夢幻の世界に遊ぶ魚座の太陽なのであの変幻自在なプレーが生まれたことは想像に難くないですが、一方で秘密の多いサインでもあるためハウスの予想は難しくなりました。
また香川選手の場合は、分かりやすい現象となりやすい土星以遠の天体とのアスペクトが太陽･月にないため、難度が上がっています。
最終的な予想はこちら。
キーポイントは、5ハウスの火星ですかね。
ホロスコープでスポーツ的な活動を表すのは火星です。スポーツを職業としていれば太陽、趣味としていれば金星など他の天体とも関連があります。
5ハウスは自己表現ともとれますが、ここは「遊び」の5ハウスととらえます。
動きの素早い双子座にありますから、ちょこまかと動くスポーツに向いています。
このとき5ハウスは牡牛座で始まっています。松村潔さんによるとこのような意味があるそうです。
“牡牛座は動かないものであるのに対して、双子座は動くものです。その結果として、「動かないもの」の中にある「動くもの」という意味になってきます。つまり、箱の中や建物の中といった動かないものの中で、活発な運動があるということになります。たとえば室内で遊ぶものというイメージで考えることもできます。牡牛座は物をあらわしていますから、いつも変わらない器具を使うのだけど、動きそのものは常に変化していくというイメージも出てきます。（『火星占星術講座』より引用）”
最後の一文で「サッカー」あるいはバスケ･ハンドボールのような球技が連想されます。サッカーは規定のフィールド内で規格のボールを使ってプレーされますから、牡牛座のなかの双子座の火星があらわすスポーツといえそうです。
5ハウスの火星は木星と合になっています。
これは集団（木星）との協調のなかで火星の活動が刺激され生かされることを意味します。
香川選手は個で状況を打開する選手というよりは、チームメイトを生かして、またチームメイトに生かされて輝くタイプです。
チームメイトとの相性に左右されるし、連携を重視する戦術（監督）かどうかにも左右されます。
そもそも太陽サイン･月サインともに水のサインである香川選手は他者への依存度が高い人です。
それが双子座の火星であってさえ木星と合であれば、チームの状況と自分の活躍が連動しやすくなります。
遊びの5ハウスといいましたが、遊びを仕事にしたのはこの天体です。
第2ハウスの金星：魅力的な才能や資質が経済的豊かさを呼ぶ。趣味がそのまま仕事になる。自分の審美眼や趣味から離れてものを考えるのが難しい。
太陽は3ハウスにしました。
第3ハウスの太陽：気持ちに揺り動かされず、純粋に分析的に考えることができる。 技術的な能力を持つ。多芸多才だが、本質は理解しづらい。
太陽のサインは魚座です。
魚座は水のサインなので融合を本性とします。同時に柔軟サインでもあるため、一つのものからすぐに離れて他のものと同化しようとする。
つかず離れずを繰り返して、いかなる相手とも同調可能なのが魚座の性質。
魚座の性質を3ハウスの「技術的な能力」に投影したとき、あの変幻自在なプレースタイルが生まれたのでしょう。
月は7ハウスになります。
最初はこの天体がおかしいかな、間違っているかなと思いました。
第7ハウスの月：かかわる人に気持ちや意志に本能的に反応し、それを制御できない。 私生活は他人に見せられるように意識したものとなる。 人気運がある。個人的な部分を、社会的にむき出しにする。特定の人に保護されて社会的なチャンスを獲得する。
7ハウスは一対一の対人関係を養成するハウスです。
私は香川選手が大久保嘉人選手と対談をしている動画を見たことがありました。
香川選手は子供好きで、大久保選手の子供をとてもかわいがったそうです。
香川選手自身「お金を払ってでもベビーシッターやらせて欲しいわ」みたいなことをいっていました。
彼の月はホームグラウンドたる蟹座にあり、変な話しですが母性本能が強いということになります。
これが4ハウス（家庭））にあれば、専業主夫のように家庭で自分の子供を育てたかもしれません。
でも7ハウスであれば、対人関係に母性愛があらわれる。ベビーシッターという発想と結びつきます。
私生活は他人に見せられるように…という部分はよくわかりません。
マンチェスター･ユナイテッドにいたときにエロチャットをしたとかで話題になりました。その時に相手の女性が「彼は自分の家を見せたがっていた」と発言したので、そうなのかもしれません（笑）。
それはともかく、月サインの蟹座と月がアスペクトする太陽･金星の魚座、ともに内にこもるサインです。そのため7ハウスの月の性質はオモテに現れにくいのでしょう。
以上香川真司選手のホロスコープでした。
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