坂上忍さんのホロスコープ | 結婚相手の選び方

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不思議な活躍を続ける坂上忍さんのホロスコープを予想します。

何気なくはじめたのですが、なかなかおもしろい人生、興味深いホロスコープでした。

ハウス予想のきっかけは、４ハウスの冥王星です。

第４ハウスの冥王星：親の影響は常識的なものではなく、この子供に普通の意味での安心感を与えない。しかしそれは表面的な平和を打ち破り、もっと大きなよりどころに行き着くことが多いので、必ずしも悪いとはいえない。

ウィキペディアではこのような記載があります。

しかし家庭面では、ボートレース狂いの父親（坂上精一郎名義の小説「歳月のかたみ」がある作家、2012年没）が出版社経営に失敗しての倒産とギャンブル癖で、借金を抱える。杉並区立桃井第三小学校の高学年時から杉並区立荻窪中学校時代にかけて暴力団が自宅まで借金の取立てに押しかける環境で育つ。15歳の時に両親が離婚。母親に引き取られるも、母親が父親の連帯保証人だったため、中学までで辞める予定が、1億円以上の借金返済のため子役の仕事を続ける。坂上だけでなく、母も仕事を3つ掛け持ちし、昼夜問わず働いた。有名人ゆえに学校でたびたびいじめを受け、自殺を考えたことが100回以上あるという。14歳の時に個人事務所を立ち上げ、中学卒業後もテレビ・映画・舞台などで活躍も、東海大学付属高輪台高等学校に進んだが中退した。

これをみると、極端(冥王星)な家庭環境(４ハウス)だったことがわかります。

でも、父親が１億円の借金を残して蒸発したという事実が芸能界で働き続けるきっかけになったと考えれば、この家庭環境は彼を「もっと大きなよりどころ」に導いたといえそうです。

４ハウスに冥王星を入れたときに５ハウスに火星が入ったので、予想の信ぴょう性が高まりました。

第５ハウスの火星：自己の欲望をダイナミックに演出しながら達成する。つまり自分で自分のエネルギーを倍加させるコツを心得ている。スポーツ、レジャー、勝負事などに熱くなる。

これに対応するウィキペディアの記載。

ギャンブル好きに関しては麻雀愛好家としても有名で、『THEわれめDEポン』にたびたび出演している。年末にその年稼いだお金を全額競馬やボートレースにつぎ込む行為を20歳の頃から続けているといい、そこでお金がなくならないと勤労意欲が湧かないという。

最後の部分が「自分で自分のエネルギーを倍加させるコツを心得ている」という５ハウス火星の性質と一致しますね。

この火星が天秤座(対人関係を重視する)にあり、土星とのオポジション(ルール意識が強い)なので、４人が向かい合って複雑なルールで戦う麻雀という勝負事に向かったのでしょう。

また火星が太陽とトラインなので、麻雀が仕事に結びついたのかもしれません。趣味が仕事になる２ハウス金星の影響もあるでしょう。

あと重要と思われるのは月と冥王星のオポジションです。

速度の速い月は、出生時刻によってアスペクトのズレも大きく生じてきます。

しかしこの時間帯ではカチッと音がするかのように冥王星とのオポジションにハマっている。

冥王星の力は強いので、私生活(月)を支配(冥王星)しようとします。

坂上さんの時代の冥王星は乙女座でした。防衛心の強い乙女座は潔癖な性質を持ちます。

天王星との合なので、破壊的な因子として私生活に作用したとも考えられます。

私生活では2001年に元客室乗務員と結婚するが、2003年に離婚。離婚理由として、仕事の忙しさから来るすれ違いや、過剰なまでの潔癖症、また10代の頃からボートレース場通いを続けるような坂上のギャンブル好きも挙げられていた。また、坂上自身が当時の妻にベタ惚れであり、買いたい物は全て値段を考えずに買い与え尽くしていたが、ある朝、リビングへ行くと妻が高級家具に囲まれてブランド品のカタログを眺めており、その姿を見て「この人は違う世界で生きる人間なんだ」と目が覚めたという。

潔癖症が離婚原因のひとつになったことがわかります。さらに、

潔癖症が世間に知られるようになり、『明日使える心理学!テッパンノート』では安田美沙子が坂上宅の潔癖生活のリポートをしたが、坂上がルーズな安田に対して散々駄目だしをしていた。それが元で『踊る!さんま御殿!!』では、『ルーズvs潔癖』のテーマで安田vs坂上のバトルが毎回展開されるようになった。タオルも細かく用途が分けられ、1日50枚近く使う。洗濯や風呂の回数も多い。(ともにウィキペディアより)

ここまで来ると異常ですが(笑)、月・冥王星オポジションのタイトさが本当であればあり得ると思います。冥王星が家庭を表す4ハウスにあるので、家庭生活では特に潔癖になったのかもしれません。

ちなみに月と冥王星のオポジションは、男性の場合は非常識(冥王星)な女性(月)を引き寄せる傾向があります。これも坂上さんのケースを物語っています。

あとは坂上さんが不思議に売れている理由。それはアセンダントと太陽の合にあるように思います。

アセンダントと太陽の合：強い自立心と自尊心の持ち主であり、それは容姿にも表れます。明確な目的意識を伴った行動を自然にとり、その存在感の大きさからリーダー的な役割につくことも少なくありません。

合になるには予想がピンポイントで当たっていないといけないわけですが、彼の不思議な売れっ子ぶりを象徴するようなアスペクトではあります。

これが双子座で起きているので、坂上さんの活動は多岐にわたっているようです。

坂上忍（さかがみしのぶ、1967年6月1日 – ）は、日本の俳優・歌手・映画監督・演出家・司会者・コメンテーター。(ウィキペディアより)

彼は子役から活躍していたということもあり、子役の育成にも携わっているようです。

子役の育成
2012年6月17日放送の『行列のできる法律相談所』や、同年11月27日放送の『スター☆ドラフト会議スペシャル』、2013年5月3日放送の『中居正広の金曜日のスマたちへ』などで「アヴァンセ」キッズアクタープロモーション所属の生徒達に厳しく指導している背景が放送された。自身が子役だった時の気持ちや矛盾などを理解していることからスクールを開く勇気が持てたという。
この厳しい指導の背景には、これまで多くの子役が大人になることで仕事を失っていくという厳しい現実を目の当たりにしてきたことや、自身が監督した映画のオーディションでの子役の画一的な挨拶・演技に対し違和感を覚えたことから、「うわべだけの芝居を教えても、将来まったく役に立たない」との思いがあり、子役に対しても大人の役者と同じ対応をとった上で「追い込んで追い込んでそれがパンって解放されたときに、多分お芝居の面白さとかっていうのは、子供でもちゃんと感じていただけると思ってる」と、その理由を語っている。
子役指導にあたり「カッコ付けてカッコ悪い事をやりたがらない時に『ジャニーズの人達でさえやっているんだから、もっとやれ！』と指導している。」と語った。(ウィキペディアより)

これは１ハウス水星の影響があると思います。

第１ハウスの水星：知性の機敏さと適応力。文学的能力よりも、弁舌能力として外向的な発達をしやすい。他人とのコミュニケーション衝動が強く、誰とでも会話しようとする。他人の能力の発掘が巧み。

さらに「社会に役立つ知識を握っている」３ハウスの木星も関わっているでしょう。

しかしアスペクトをみると、水星はカイロンとしかアスペクトをもっていないんです。しかもスクエア。

でもよくみると、水星はギリギリ蟹座に入ったばかり。カイロンはギリギリ魚座に留まっている。珍しい例だけどスクエアなのに同じ水のサイン同士なので協調し合えるわけです。

カイロンのアスペクトでいうと、水星とのスクエア、木星・海王星とのトラインがあります。カイロン・海王星のオーブはやや大きすぎるのですが、海王星は労働の部屋(6ハウス)にあるということで、事業に結びついたのかなと思います。