牡牛座の金星をもつ人の恋愛のスタイル

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牡牛座の人は人間の原初的な感覚、つまり五感の機能がすぐれて発達しています。

愛情も同じように五感を使って確かめる傾向があります。概して面食いであり、相手の声や匂い、肌触りなどにこだわりを持っています。

牡牛座の恋はスローペースで、決して慌てず、少しずつゆっくりと味わっていきます。牡牛座は実際性を重視する「地」のサインなので、石橋を叩いて渡るかのように相手の資質を丹念にチェックします。

恋のプロセスもさることながら、結果的に自分のものにした安心感と安定感が、牡羊座の求める快楽と快適さを保障してくれるからです。


特に女性の場合は、目に見える形で愛情を示されるほど、贈り物が高価であるほど自分が愛されていると感じます。地位やお金が絶対条件ではないとしても、何らかの安定した基盤の上にこそ安心して愛情を育んでいけると考えるのです。

ルックスが良くて自分を愛してくれても、経済的に不安定な人や自分にお金をかけてくれないケチな人は恋愛対象になりにくいでしょう。


欲張りで所有欲の発達した牡牛座・金星の人は、恋人や友人に対しても所有物のように扱う傾向があります。

悪気はないのですが、相手の自由を認めなかったり、自分の好みや考えを押しつけてしまいがちです。

牡牛座の欲張りさは人間がもっている素朴で純粋な欲求の表れでもあります。牡牛座・金星は素朴で子供っぽい性質なのです。

その素朴さが裏目に出たときは、相手からわがままだと思われたり、いちいち干渉するやつだと思われたりします。


牡牛座の人は厳しい目で選んだ相手にはたっぷりと愛情を注ぎ、持ち前の粘り強さで結婚へと持ち込めます。でも愛情を捧げた相手から十分な見返りがないと不満がつのり、怒りがこみ上げてきます。

しかし頑固で臆病な性質ゆえ怒りを素直には出せず、嫉妬と独占欲で相手を息苦しくさせます。もともと物質的な愛情表現を好む牡牛座・金星の人は、高価な贈り物や金銭面での援助、性的な奴隷という形で相手に取り入ろうとするのです。

こうなると「自分を所有させることで相手を所有する」恋愛パターンから抜け出せなくなります。


相手と知り合った頃は、相手の考え方や好みを尊重することも大切なのですが、相手の欲求に合わせ過ぎて自分をないがしろにすることにも問題があります。自分の魅力を信じ自分の快適さを自分で決めるのが、牡牛座・金星の正しいあり方だからです。

つき合いが長くなれば牡牛座の人の押しつけがましさも、かわいらしい率直な行動と思ってもらえるでしょう。

相手との生活に慣れて自信を深めたら、お互いに五感を交換・共有することが大切です。好きなものを共有し、肌と肌を触れ合わせ、生活感に根ざした愛情を築いていけば、今ここにある幸せを実感できます。


逆行の牡牛座・金星の場合は、美や芸術に対する憧れが強いため、特定の異性に愛情を向けにくくなりがちです。


〔牡牛座・金星の、太陽期(26才~35才)への移行〕

☆太陽が魚座の人

牡牛座と魚座はどちらも受動的な女性サインなので、移行に伴う違和感は少ないでしょう。

ただ、身体性にこだわりがある牡牛座と個人的な感覚から離れようとする魚座には性質的なギャップがあります。

太陽期には個人がとらえられる世界に限界を感じ、縛りのない広大な世界観に価値を見出すでしょう。それによって、最初は人生が不安定になったように感じるかもしれません。

しかし色々なタイプの人と交流するようになると、世の中に対する理解力が深まります。


☆太陽が牡羊座の人

安定した人生がいちばんだと思っていた人も、太陽期になると環境の変化があわただしくなるでしょう。

全く経験がなかった異質な環境に直面し、不安を感じるかもしれません。

しかしここでは怖じ気づくことなく新しい世界に積極的に立ち向かいましょう。

牡羊座のチャレンジ精神を身につけることで人生が展開します。


☆太陽が牡牛座の人

同じ牡牛座同士なので、自分のなかでも周りからみても大きな変化はありません。

しかし太陽は能動的な天体のため、受動的に培ってきた金星期の自分の資質を自律的に発展させることになります。

金星期に何かを習い覚えてきたとすれば、太陽期はその技術を使って作り出す側にまわります。

慣れないことかもしれませんが、牡牛座の着実さをもって繰り返すことで才能が磨かれます。


☆太陽が双子座の人

自分の好きなことに没頭して地味に生きてきた人も、太陽期に入ると外界の刺激が欲しくなります。

流行にも関心が湧いてきて、興味が外向きになってきます。

友達などと出かける機会も増え、付き合いの幅が広がるかもしれません。

しかし多方面の興味や人的交流に振り回されると、自分の本当の関心事が分からなくなります。

そういう時は昔から好きだった趣味の世界に浸るのが良いでしょう。


☆太陽が蟹座の人

音楽やモノに向き合う方が好きだった金星期から、人との交流に喜びを感じる太陽期に変わっていきます。

はじめは慣れませんが少しずつ身近な人と付き合う時間を増やしてみましょう。

金星期に培った趣味を生かして人と交流すると、自分の満足感も高いでしょう。

仕事では個人の日常生活を豊かにするような職に就くと、才能を生かせます。

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