第1ハウスの支配星が入るハウス

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第1ハウスの支配星が各ハウスに入る場合の影響をあげています。

それぞれの配置にあてはまる有名人の例を、出生時刻が公表されている人の中からあげています。

カッコ内はハウスカスプのサインを表します。 たとえば、「第1ハウスの支配星が第12ハウスに入る」の有名人の例に長嶋茂雄(牡羊座)とあれば、第1ハウスの支配星が火星で、火星が第12ハウスに入ることを意味します。

支配星の基本的な説明は、ハウスの支配星の流れを追う をご覧下さい。


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☆第1ハウスの支配星が第1ハウスに入る

行動の動機が自分自身の内部から飛び出してくる傾向が強く、周囲の環境からは影響を受けにくいでしょう。

他者に対して無遠慮にずけずけと話すことがありますが、特に悪意はありません。

子供らしさを失うことがなく、自己の欲求にも忠実です。

自己指向型で利己主義、いくらかうぬぼれが強いでしょう。

外見が特に重要性をもち、いかに身なりを整えるか、自分がどう見えるかに注意を払います。

有名人の例:鈴木紗理奈(牡牛座)、IKKO(蟹座)、諸星和己(獅子座)、及川光博(乙女座)


☆第1ハウスの支配星が第2ハウスに入る

自己確認の方法が、しばしば五感を活用したごく日常的な行為によって為されていきます。

ものをつくることや、料理や編み物、買い物、コレクション、貯金など、地道に制作し、あるいは取り組む行為を通じて鍛練され、自分が育つという実感をもちます。

強く経済的・物質的な面を指向し、金銭的成功が自分の人生の成功と考える傾向もあります。

支配星のアスペクトが困難な場合には、経済的に困窮したり、適切な価値観が欠落したり、生来の浪費癖があらわれたりします。

金融関係など金銭を扱う仕事に携わる可能性もあります。

有名人の例:リオネル・メッシ(双子座)、手塚治虫(乙女座)、藤田嗣治(天秤座)、イチロー(射手座)


☆第1ハウスの支配星が第3ハウスに入る

考えやアイデアの交流がとても重要になります。この人はすべてのことについて自分の明確な見解をもっていて、それを表現することが最大の関心事となります。

盛んに人と交流したり、連絡したり、またこまごまとした活発な行動を通じて、自分を生き生きと実感します。

慣れ親しんだ環境にじっとしていると精神は沈滞しやすく、常に異質なものへの新規なチャレンジを求めます。

学生のように常に夢を追って生きていきますが、その分考え方に多少甘さがみられます。

多くの場合ユーモアのセンスに恵まれ、自分自身をからかうことができます。

また、兄弟や姉妹に関する問題に巻き込まれることが多く、仕事で兄弟や姉妹と関わる人も多いでしょう。

宣伝などの分野で才能を発揮しやすいようです。

有名人の例:千秋(乙女座)、織田裕二(乙女座)、山田五郎(天秤座)、堀ちえみ(山羊座)


☆第1ハウスの支配星が第4ハウスに入る

家族や家庭が人生の焦点になり、両親の一方、おそらくは母親に強い愛着を持ちます。

親や家族と深く関わり、安心できる環境の中で生活しようとします。家庭はこの人にとって安全圏を意味するため、家にいることが多いでしょう。

支配星のアスペクトによっては、家族関係で問題を抱える可能性もあります。

多くの場合、公明正大な人物を目指そうとするでしょう。

家系図や民族的なルーツの中に、自らのアイデンティティーを求める人もいます。その中で自分と同じタイプの人や動機を見つけ出すことが、自己肯定感を強めるカギとなります。

有名人の例:さだまさし(蟹座)、堀江貴文(獅子座)、三島由紀夫(乙女座)、高井麻巳子(乙女座)


☆第1ハウスの支配星が第5ハウスに入る

スポーツ、ゲーム、創作、恋愛などに熱中しているときに、自分が本当に生きている感じを味わえます。

楽しみを愛し、寛大でドラマチックで芸術と音楽に惹かれ、かなりオープンで芝居じみていて、社交的な騒ぎに巻き込まれるかもしれません。

別のレベルでは、冒険好きでスポーツを愛し、勇気があり、人生と愛にチャンスを摑むことになります。子供はおそらく人生で重要な役割を果たすでしょう。

判断基準は全て自分であり、自分の目的を過剰に重視するあまり、他人の意志がよく見えない場合があります。

遊び場へひんぱんに出かけることが、健全さを維持する秘訣となります。

有名人の例:西川きよし(牡羊座)、松井秀喜(牡羊座)、山田まりや(蟹座)、小泉純一郎(獅子座)、田村淳(獅子座)、オノ・ヨーコ(天秤座)、青木さやか(山羊座)


☆第1ハウスの支配星が第6ハウスに入る

仕事で実用的な能力を培い、自己形成をするため、結果的に自己主張の控えめなキャラクターになりやすいです。

職場のルールや小さな社会での規範に忠実で、そこから逸脱する行動を恐れます。多くの場合、喜びをもって、ていねいに仕事をします。

清廉潔白な生き方を理想とし、清潔で気品ある人物であるよう心がけます。生活においてさまざまな習慣を重んじる傾向もあります。

支配星にチャレンジングなアスペクトがあれば、その天体とサインに関連した健康問題を抱えるかもしれません。しかしそのエネルギーを仕事に向けるなら、病気に悩まされる可能性は低いでしょう。

ダイエットや健康や衛生の仕事に関わる人も多いはずです。

有名人の例:高橋ミカ(双子座)、仲間由紀恵(双子座)、松田聖子(乙女座)、木村佳乃(天秤座)、山口百恵(水瓶座)、久司道夫(魚座)、高倉健(魚座)


☆第1ハウスの支配星が第7ハウスに入る

他者からの賞賛や賛同がないと、自己の完全さを信じられないかもしれません。たいていは人が好きで、人からもよく好かれる社交的なタイプです。しかし支配星の状況によっては、競争心が強く、論争好きで、一緒にやっていくことが難しい人物となります。

結婚相手やパートナーとの関わりの中に、自己表現の可能性を見出していくため、判断の基準は自分と相手というふたりの世界で形成されがちです。

相手を自分の思い通りに支配しようとする傾向があり、相手との摩擦も起こりやすくなります。自分を映す鏡として相手の存在をとらえることが大切です。

早い時期に結婚するケースも多く、パートナーなしでは不完全だと感じるはずですが、困難なアスペクトがある場合は不和を心配して独り身を好むこともあります。

有名人の例:浜崎あゆみ(牡牛座)、山田詠美(獅子座)、太宰治(さそり座)、木梨憲武(水瓶座)、ピーター(魚座)


☆第1ハウスの支配星が第8ハウスに入る

物事の裏事情や他者の深層心理を知り、神秘的な現象を研究することで個性が発展します。心理学やオカルティズムによって生きる動機を知る人もいます。

しばしば強力なカリスマ性とセックス・アピールをもち、さそり座を思わせる無口さ、誠実さ、辛辣さを示します。独特なウィットとユーモアを備えることも多く、うるさ型になる場合もあります。

また自分の家系の特徴を知りたがり、そこにアイデンティティーを見いだす人も多いでしょう。その延長で若いうちから墓参りなどにも熱心な傾向があります。

大きな力に支配を受けやすく、自我肥大症にもなりやすいといえます。無意識のうちに権力的になりやすいため、根拠なく高慢にふるまう場合があります。

有名人の例:土屋アンナ(牡羊座)、りょう(双子座)、藤井隆(獅子座)、田中角栄(乙女座)、明石家さんま(射手座)、浅田真央(射手座)、梅宮アンナ(水瓶座)、福山雅治(水瓶座)


☆第1ハウスの支配星が第9ハウスに入る

生まれついての哲学者で、ロマンチストといえます。9ハウスは向上心のハウスであり、望んだものは何であれ実現できると考えます。自分の可能性を広げるために、広い行動範囲での活躍を望みます。

自分探しのために、さまざまな本を読んだり自国から離れて旅行や冒険に時間を費やすこともあります。

哲学や宗教、スピリチュアルなどの分野に「私は誰か」という問いの答えを求める人も多いでしょう。

自分の考えを強く対外的に主張しますが、必ずしも客観的な見解をもっているとは限りません。

旅行と法律問題は人生において大きな役割を演じるでしょう。

有名人の例:内村航平(双子座)、上原浩治(獅子座)、大泉洋(獅子座)、太田光(乙女座)、郷ひろみ(さそり座)、安室奈美恵(魚座)、新庄剛志(魚座)


☆第1ハウスの支配星が第10ハウスに入る

注目されることを好み、認められたいという生来の欲求を感じています。そのため、責任ある社会的な立場に耐えられるよう自分を鍛え、作りかえようとします。常に対外的な態度を心のなかでシミュレーションし、次第に地位が高くなります。

責任感の強い人物であり、自分自身をうまく扱うことを覚えてしまえば、他者はすべての答えをあなたに求めてくるでしょう。

しかし多くの場合、社会的な立場と自然体の自分との間には隔たりがあり、強い葛藤が生じるでしょう。支配星のアスペクトが困難な場合は、スキャンダルを引き起こすかもしれません。

両親のどちらかが人生で重要な意味をもちます。

有名人の例:ASKA(蟹座)、加山雄三(蟹座)、北杜夫(獅子座)、二谷友里恵(さそり座)、船越英一郎(さそり座)、長谷部誠(山羊座)


☆第1ハウスの支配星が第11ハウスに入る

かなり向こう見ずで、大胆不敵とさえいえる人物でしょう。もし支配星が挑発的なアスペクトを受けていれば、危険なところで喜びを見出すことになります。怪しい人物や場所に関わって、危険な状況に巻き込まれる可能性もあります。

この配置をもつ人にとって、慎重に友人を選ぶことは特に重要です。友人は自己理解のためにも大切な存在であり、友人を通じて良い判断力を養う必要があります。

基本的には、社会的な常識や規範に縛られないかたちで、自己実現しようとします。自分の可能性を自由気ままに発揮したいという欲求があり、縛られることに対する反発心が強いのです。

友人関係やクラブ活動などへの参加によって、真に理想的な自分のビジョンを見出していきます。高い組織能力により他者を支援し、他者を導くために働く、真の人道主義者になる可能性もあります。

有名人の例:佐藤栄作(牡牛座)、中田英寿(牡牛座)、横山やすし(牡牛座)、松嶋尚美(蟹座)、椿鬼奴(さそり座)、手越祐也(水瓶座)


☆第1ハウスの支配星が第12ハウスに入る

子供の頃はいくらか引っ込み思案ですが、成長するにつれて自分の内面的な強さを信頼できるようになります。

必ずしも内気な人ではありませんが、自分の考えはなかなか明かしません。しかし素晴らしい叡智によって人々に感銘を与えるタイミングは心得ているのです。

自信がない割には大きな実力を持つことが多いようです。自信を高めるには、対人関係よりも無意識との関係を調和的に保つ必要があります。

静かな時間を確保するか、あるいは精神世界や夢などを探求することで、強い自我が育成されます。夢によって行動のきっかけが与えられる人もいます。

困難なアスペクトがある場合は、引きこもりになりやすいでしょう。

有名人の例:長嶋茂雄(牡羊座)、美空ひばり(双子座)、よしもとばなな(乙女座)、黒柳徹子(天秤座)、長澤まさみ(さそり座)、徳永英明(山羊座)、戸田恵梨香(山羊座)

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