第6ハウスの支配星が入るハウス

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第6ハウスの支配星が各ハウスに入る場合の影響をあげています。

それぞれの配置にあてはまる有名人の例を、出生時刻が公表されている人の中からあげています。

カッコ内はハウスカスプのサインを表します。 たとえば、「第6ハウスの支配星が第12ハウスに入る」の有名人の例に「松下幸之助(牡牛座)」とあれば、第6ハウスのカスプ(境界線)が牡牛座にあり、第6ハウスの支配星が金星で、金星が第12ハウスに入ることを意味します。

支配星の基本的な説明は、ハウスの支配星の流れを追う をご覧下さい。


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☆第6ハウスの支配星が第1ハウスに入る

ただ金銭のために働くだけでは不十分で、仕事の種類や質によって満足度が決まります。仕事は自己実現のための手段となるでしょう。経済状況が許し、自分が貢献しようと考える限りは、ボランティア活動に従事する傾向もあります。

そのままの自分ではいけないと考え、何らかの職業的・技能的訓練によって「完璧な自分」に作りかえようとします。そのため、他者を評価するときも社会的な訓練の達成度で判断するかもしれません。また、小社会の中での活動に閉じこもりがちです。

支配星に困難なアスペクトがある場合は病気になる可能性があります。しかし、そのエネルギーが生産的に使われた場合は、この配置が原因で病気になる可能性はかなり低まります。

多くの公務員や政治家もこの配置をもっています。

有名人の例:ひろゆき(牡羊座)、イチロー(牡牛座)、高橋尚子(蟹座)、所ジョージ(蟹座)


☆第6ハウスの支配星が第2ハウスに入る

仕事の多くは、この人の内的価値観と深く結びついています。この人の内的な価値体系が広範なものになればなるほど、自分の仕事にあてはめて、それを表現しなければならなくなるでしょう。

自分が寄与した時間や才能に応じて、金銭を受け取りたいという意識が強い人物です。基本的には雇用されて働くことに安定感を覚えるため、サラリーマン的な生活を送りやすいタイプといえます。細かい金銭の管理を得意とし、保険や保証制度などにも詳しくなります。公私ともに無駄遣いを徹底的になくそうとする傾向があります。

医療機関、健康産業、公衆衛生、サービスなどの分野で働く人も多いでしょう。

有名人の例:尾崎豊(牡牛座)、錦織圭(牡牛座)、美空ひばり(さそり座)、鏡リュウジ(射手座)、大江麻理子(水瓶座)、山田五郎(魚座)


☆第6ハウスの支配星が第3ハウスに入る

仕事が、メディアやコミュニケーションの領域と関連する可能性があります。あるいは、もしあなたが権威ある立場にあれば、雇用人とのコミュニケーションを好むでしょう。3ハウスが示す交通や輸送の仕事に携わる人も多いようです。

批判的で細かいことを気にかける傾向があり、それが弁舌や知性に向かうため、精神的な狭さが見られます。また抽象的な思考能力は抑制されがちです。

どんな要求に対しても即応できる能力を磨くことに興味を抱きます。仕事もすばやいでしょう。一方で、支配星が統合されていないか、困難なアスペクトをもつ場合は、だらしのない習慣を身につけるか、良い習慣を確立するのが難しくなるかもしれません。

また兄弟姉妹の支援を受けるか、兄弟姉妹と仕事をする場合があります。

有名人の例:小泉進次郎(双子座)、大谷翔平(蟹座)、林真理子(さそり座)、淀川長治(射手座)、大橋未歩(水瓶座)、小林麻耶(魚座)


☆第6ハウスの支配星が第4ハウスに入る

家でできる何らかの仕事に関わるかもしれません。これには著述業や、小さな会社の経理や、不動産に関する仕事も含まれます。家でペットを飼うか、あるいは動物に関する仕事をする場合もよくあります。

また、両親のどちらか一方によって仕事に向かわされる可能性もあります。

基本的には家でくつろぐことを好みますが、すべての家事が完璧に成し遂げられるまでは決して落ち着けないでしょう。

感情面でも潔癖主義になりやすく、他人の内面には踏み込まない、節度ある私生活を守ろうとします。

一方で家族に対してはこまごまと小言を言う傾向があり、配偶者にも口うるさくなります。

もし支配星が緊張を生み出すアスペクトをもっていれば、主婦業を嫌います。家事が嫌いで、「日々のくだらない家事」をしてくれる家政婦を雇うために、外に働きに出るような人もいるでしょう。

有名人の例:鈴木紗理奈(乙女座)、貴乃花光司(乙女座)、長嶋一茂(さそり座)、ASKA(射手座)、中川翔子(山羊座)


☆第6ハウスの支配星が第5ハウスに入る

仕事をすることを本当に愛し、また喜びが見出せる仕事を見つける方法をいつでも理解しているでしょう。奉仕への喜びがあるため、まめな人が多いはずです。

ただ支配星のアスペクトが統合されていない場合は、仕事をしないためにあらゆる言い訳を考え、人生をブラブラして過ごすでしょう。場合によっては、趣味に一生懸命になったり、本当に楽しめる何かのボランティア活動を行ったりするかもしれません。

創造的な努力をしている多くの人々がこの配置をもっています。創造性を尊重するため、仕事の仕方について人から指図されると実力が発揮できなくなります。

また、愛や恋愛の領域を仕事の一部とするか、自分の愛や恋愛をステータスの向上に利用しようとする場合もあります。

有名人の例:槇原敬之(蟹座)、伊東美咲(さそり座)、熊切あさ美(さそり座)、辻井伸行(さそり座)、仲間由紀恵(さそり座)、山田まりや(さそり座)、リオネル・メッシ(さそり座)


☆第6ハウスの支配星が第6ハウスに入る

仕事をとことん完璧にやり切ることの中に、絶対的な価値を見いだします。支配星にスクエアやオポジションがあれば、特にハードワーカーになりやすいでしょう。

仕事では細かい作業にとことん没入できます。しかしこの配置の働きは他ハウスには全く貢献しないので、仕事は律儀でもそれ以外の事ではずさんな場合もあります。

また健康管理の完璧さを目指して、健康オタクになる可能性もあります。海王星や魚座が強力に関わる場合は、さまざまな薬品に対してアレルギー反応を起こすことがあります。

支配星に過剰にハードアスペクトが絡む場合には、好ましくない習慣に陥ったり、孤独を愛する人となったり、病気になったりするかもしれません。

有名人の例:明石家さんま(双子座)、小比類巻貴之(天秤座)、内村航平(さそり座)、葛西紀明(射手座)、田中角栄(水瓶座)


☆第6ハウスの支配星が第7ハウスに入る

この配置の影響は、非常に公的な仕事を好むか、仕事の質を高めるためにタッグを組むパートナーを求める、という形であらわれます。

仕事面ではパートナーを選ぶ意向が強いため、相手が有能であるかどうかが判断基準になりやすいです。したがって、相手の欠陥や無能さをみるとつい指摘してしまいます。

結婚相手の場合にも同様の状況が現れがちです。甘え合う関係ができにくく、黙って見守ることは難しくなります。結婚相手とは対等の立場に立ち、仕事をし、家事や支出を分け合いたいと考えるでしょう。

7ハウスは結婚に対する態度を表すため、もし支配星を賢明に扱えなければ、結婚はワードワークを意味し、そこから逃れたいと感じるかもしれません。

また、契約や協定を扱う法律の分野で働いたり、離婚専門の弁護士のような専門性を身につけたりするかもしれません。

有名人の例:黒澤明(牡羊座)、篠原涼子(牡羊座)、田中真紀子(牡羊座)、吹石一恵(獅子座)、加山雄三(射手座)


☆第6ハウスの支配星が第8ハウスに入る

かなりの集中力と労力を要求されるような分野で、実用的な判断力を開花させ、仕事上の手腕を手に入れます。特に調査研究や金融などには適性が高いでしょう。

深い対人関係の中で、これまでの自我を押し通すか、それとも相手に開かれるかというギリギリの状況があらわれ、葛藤するでしょう。

対人関係全般で、相手を管理しようとする傾向が見られます。とくに仕事で自分が上司的な立場に立つと、高圧的な態度で部下を管理しようとするでしょう。

また、性に関する仕事に関わる人や、相続した遺産を管理する人もいます。

有名人の例:奥菜恵(牡牛座)、太宰治(牡牛座)、福山雅治(蟹座)、倖田來未(蟹座)、森祇晶(山羊座)、手塚治虫(水瓶座)


☆第6ハウスの支配星が第9ハウスに入る

自分の実用的な能力をより大きな環境や、海外などの場で成長させようとします。

仕事面では発展の機会を常に探しているため、同じ職場にはとどまりにくいでしょう。

自己管理の面でいい加減になりやすく、衣服や体裁には無関心な傾向があります。

一方で学問的な才能には長け、緻密に、細部まできっちりと考え事を追求することができます。データの整理とそれを総合的な視点から意味づけていく作業を得意とします。

有名人の例:浅田真央(双子座)、中田英寿(乙女座)、角田光代(山羊座)、室井佑月(山羊座)


☆第6ハウスの支配星が第10ハウスに入る

自我の防衛を社会的な正義と考えがちなので、寛容でなくなる可能性があります。狭い会社のルールなどで他者を判断したり、相手の社会的立場などについて批判的な目を向けたりします。

潜在的なリーダーシップが秘められているため、無駄な回り道をせず、下積みから努力を積み重ねて、キャリアを昇りつめる人が多いでしょう。

自分に対する噂や評価に敏感に注意を払う傾向がありますが、なかには他人を気にせず自分自身の行動だけに集中する人もいます。

この配置は、よく統合されたチャートであってもかなりの義務を感じさせます。もし支配星に強力なアスペクトがあれば、両親の一方から、もっと懸命に働くようにという圧力を感じるかもしれません。

有名人の例:上祐史浩(牡牛座)、杉田かおる(牡牛座)、二谷友里恵(牡羊座)、石橋貴明(牡牛座)、小泉純一郎(山羊座)、三田佳子(山羊座)、諸星和己(山羊座)


☆第6ハウスの支配星が第11ハウスに入る

仕事のハウスの支配星が友人のハウスにあるため、仕事場を通じて友情を形成しようとします。実質的なメリットをもたらさない友人は不要と考えるでしょう。

あるいは、友人のために働くか、友人が就職の手助けをしてくれるかもしれません。批判、分析への欲求も友人へ向けられるため、周囲から神経質な人と思われることがあります。

一方で、支配星に多くの困難なアスペクトがあれば、友人を全く必要としないか、ごくわずかな友人とのみ交流する場合もあります。

いずれにしても、グループ活動の中では非常に献身的になるでしょう。開かれた職場に適していて、とくに団体関係の仕事には適性が高いはずです。自分の能力を拡大するために、わざわざ未知の職種や新たな環境に飛び込むことも多いようです。

有名人の例:優香(牡羊座)、若林正恭(牡牛座)、新庄剛志(獅子座)、上原浩治(山羊座)、大泉洋(山羊座)、黒柳徹子(魚座)


☆第6ハウスの支配星が第12ハウスに入る

精神的で、深い心理的な問題に関わるような仕事につく可能性があります。簡単には解決のつかない難問に興味を抱くため、医師や看護師、カウンセリングや調査研究、海洋学などを仕事にすることもあります。

この配置をもつ人の多くが一生懸命に仕事をします。そして必要以上に多くのことを引き受けてしまう傾向があります。その結果、仕事を断る代わりに、身体が悲鳴を上げることがあるのです。

ほとんどの場合それは、新しいサイクルを再び始めるまでのちょっとした病気です。その病気が深刻化し、慢性化することは稀でしょう。

この人は他者の影響を受けやすいので、作家や芸術家のように引きこもって、一人で仕事や自己管理をすることを好みます。そうしないと、相手に巻き込まれて何が適切な判断かわからなくなる場合があります。しかし、また、仕事で役に立つ、隠された未知の強さをもっている人が多いのも特徴です。

有名人の例:郷ひろみ(牡牛座)、松下幸之助(牡牛座)、長谷部誠(双子座)、中森明菜(蟹座)、高倉健(獅子座)、若田光一(水瓶座)

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