☆太陽と天王星のアスペクト（オーブ±８度（セクスタイルのみ±6度））
★合（太陽と天王星が０度）
社会通念にとらわれない生き方をしているでしょう。
天王星は地域的な社会常識にとらわれず、もっと普遍的な世界で生きようとする意識を刺激します。
太陽は、天王星の方向性を取り入れ、どこかに帰属したり、同じ場所にとどまったりしないで、人間としての完全な自由を追求します。
天王星は本質においては進歩的でも個性的でもないのですが、意識が広すぎるため、一般の常識的な見方からすると、個性的に「見える」のです。これは天王星を支配星とする水瓶座にもいえることです。
ホロスコープに太陽と天王星の「合」があった場合、男女とも結婚に関しては、あまり積極的な意志を持てません。
特定の相手にあわせたり従属したりというのが大嫌いな人なので、結婚しないか、しても長続きしない場合が多いでしょう。
★セクスタイル（太陽と天王星が６０度）
６０度･１２０度では天王星の個性的に見える傾向はあまり目立ちません。
セクスタイルでは生き方の中に天王星の普遍性を取り入れようとするので、偏らない人生を作ろうとします。
生活の中にどこか新しい様式を取り入れたり、交友関係の広さをもたらしたり、その変化はサインによって異なります。
★トライン（太陽と天王星が１２０度）
天王星の「空間的な壁を超える」という意志が調和的に表われます。地域や空間にこだわらない、いろいろな人が集まる団体を作ったり、その団体に所属したりします。
また、狭い範囲で通用する常識にとらわれない気さくさ、さわやかさが出るので、対人関係に恵まれる相といえます。
壁を作らない近づきやすい人で、目先のことにとらわれない長期的なビジョンを持っています。
★スクエア（太陽と天王星が９０度）
スクエアは異なる元素をもつサインが介入する形なので、太陽が意識しないところから、不意に独自色（天王星衝動）が飛び出してきます。
現象としては、性急さや頑固さ、反逆性といった衝動的気質が表われます。
自己主張したい気持ちが衝動的に現れるので、他を無視することになり、周囲との間に溝が生まれやすいです。
この相が良くはたらけば、意表をつくような言動で周囲を引きつけることもできますが、いずれにしてもリスクの高い生き方になりがちです。
★オポジション（太陽と天王星が１８０度）
オポジションは常にはたらきかける影響という意味なので、天王星の「壁を越える」という性質がいつも太陽の生き方に反映する、ということになります。
いわゆる常識にとらわれない生き方をしようとします。
ただ、スクエアのように衝動的に現れるわけではなく、もともとがそういう性格なので、周りの人にとっては、スクエアよりは分かりやすい性格ともいえます。
女性のホロスコープでは、太陽は自身の結婚や男性観を表すので、一般とは違う結婚の形を考えていたり、常識にとらわれない男性観であったりするかもしれません。