第3ハウスの支配星が入るハウス

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第3ハウスの支配星が各ハウスに入る場合の影響をあげています。

それぞれの配置にあてはまる有名人の例を、出生時刻が公表されている人の中からあげています。

カッコ内はハウスカスプのサインを表します。 たとえば、「第3ハウスの支配星が第5ハウスに入る」の有名人の例に「高橋尚子(牡羊座)」とあれば、第3ハウスのカスプ(境界線)が牡羊座にあり、第3ハウスの支配星が火星で、火星が第5ハウスに入ることを意味します。

支配星の基本的な説明は、ハウスの支配星の流れを追う をご覧下さい。


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☆第3ハウスの支配星が第1ハウスに入る

自分の意見やアイデアや態度を表現しないではいられない人です。この配置をもつ人は、おしゃべりで話し好きになることが多く、少なくとも、自分自身を表現するのに困ることはないでしょう。

自分自身について語る機会を必要とし、その機会をつくろうとするでしょう。なぜなら他者との会話やコミュニケーションによって、自分の考えがはっきりしてくるからです。

外部のさまざまな情報を取り入れ、状況に適応する過程で自分を磨いていくので、忙しい状況にもまれるほうが満足感があります。

この配置の影響は、手を使う仕事や旅行を好むという形で現れる場合があります。

また兄弟姉妹からの影響が自己形成に深く関わっていることが多いでしょう。

有名人の例:青木さやか(牡羊座)、新庄剛志(牡牛座)、リオネル・メッシ(獅子座)、岩崎恭子(さそり座)、羽生善治(射手座)、浅田真央(魚座)、錦織圭(魚座)


☆第3ハウスの支配星が第2ハウスに入る

自分の価値体系を言語化する、という欲求に駆られるかもしれません。そして通常、自分の理論と信念についてはかなり頑固です。

そして自慢するという意味ではなく、金銭や所有物に関する権威として、それらについて話したいという欲求をもっていることが多いようです。

思考力は基本的に物に向かいますが、芸術的なテーマや音楽、美術などに通じている場合もあります。

この人は美声をもち、それを発する能力にも恵まれています。また手先を器用に使う能力や五感を扱う技術に長け、芸術的・職人的作業を器用にこなす人も多いでしょう。

商業活動に適した知性があり、アイデアがそのまま収入に直結しやすいようです。マスメディアやコミュニケーションに関する分野を収入源とする人も少なくありません。

有名人の例:所ジョージ(牡羊座)、木梨憲武(牡牛座)、坂下千里子(牡牛座)、大江麻理子(さそり座)、大橋未歩(さそり座)、藤原紀香(射手座)、山田五郎(射手座)


☆第3ハウスの支配星が第3ハウスに入る

話すものであれ、書くものであれ、言葉を使う能力を示しています。自分の意見や信念に強い確信をもっていて、自分のアイデアを表現する必要を感じています。

アスペクトによっては、あまりに率直すぎたり、自説にこだわりすぎる傾向をコントロールする必要があるかもしれません。

通常は方向感覚に優れていて、時代の空気に同調する感覚にも鋭いものがあります。本質に関係なく、あらゆる情報を扱えますが、深入りはしない性質です。そのため雑誌のライターやジャーナリストなどへの適性が高いといえそうです。

知性や知識をおもちゃのようにもてあそぶ傾向があり、モラルに反する知識にも興味を示しがちです。おしゃべりのためのおしゃべりを好みます。

有名人の例:大塚愛(獅子座)、安倍晋三(天秤座)、辻希美(さそり座)、高須光聖(山羊座)


☆第3ハウスの支配星が第4ハウスに入る

この配置は、兄弟姉妹が両親の役割を、あるいは逆にこの人が兄弟姉妹に対し親の役割を、担うケースが多いです。

支配星のアスペクトにハードが多く関わると、両親あるいはどちらかの親に対する理解が欠けるでしょう。

家庭にいるときに最も快適さを感じ、かなりのプライバシーを必要とします。家庭内での会話を心がけ、家族の日常生活や近所の話題などに関心を示します。心やすらぐ情報を好み、不穏なニュースには耳をふさぐ傾向があります。

また、不動産売買に関わる人が多いのですが、彼らは土地や財産に関する知識をたやすく得ることができ、客に最適な物件を紹介することに大変な興味を示します。

有名人の例:貴乃花光司(双子座)、田中裕二(天秤座)、篠原涼子(射手座)、杉田かおる(山羊座)


☆第3ハウスの支配星が第5ハウスに入る

この支配星を十分に用いれば、もっとも創造的で、ロマンチックな表現をする人になるでしょう。もしこの支配星を十分活用しなければ、誇大な表現が目立つでしょう。また、ある意味風変わりな行動によって自己に注意を引き寄せたいという欲求を持つかもしれません。

概して子供のように素朴な知性を持っています。手際のいい段取りで皆を楽しませることに喜びを感じ、パーティーや旅行などのイベントを積極的に主催しようとします。

支配星が火星か天王星であれば、何らかのスポーツへの関心を持つことが多いでしょう。

また、子供に対して教えることが人生で重要な意味をもつ場合もあります。

有名人の例:高橋尚子(牡羊座)、徳永英明(牡羊座)、片岡安祐美(乙女座)、堀江貴文(乙女座)


☆第3ハウスの支配星が第6ハウスに入る

仕事はこの人にとって重要で、もし仕事がある種のコミュニケーションを含むものであれば、より満足するでしょう。

実用的なことへ特化して知性を使う傾向があり、雑多な情報をきっちり整理することに能力を発揮します。経理、簿記、パソコンのプログラムなどに適性が高いようです。

また、この人の仕事は自動車と関連したものになる可能性があります。郵便配達やルート・セールスのような移動を必要とする仕事にも魅力を感じるでしょう。

支配星のアスペクトが困難であれば、健康に影響を受けるか、仕事を転々とするかもしれません。かなり神経質になる可能性もあります。

有名人の例:内村航平(魚座)、小泉純一郎(天秤座)、田村淳(天秤座)、松下幸之助(魚座)


☆第3ハウスの支配星が第7ハウスに入る

他者への好奇心が強く、複数の異なるジャンルの人々の間で器用に対人関係をこなしていきます。公的にリラックスした振る舞いができるので、他者を扱う機会も多くなるでしょう。これは政治家にとって良い配置で、好ましいアスペクトがあれば、説得力ある話し手になれます。

他者に対して開かれた知性を持っていて、何をするにも他者の意見を参考にしたがります。特に配偶者の意見に左右されやすいといえます。

しかし支配星のアスペクトに強力なものがあれば、他者に過度に干渉されないように注意が必要です。

有名人の例:高橋真麻(牡羊座)、大谷翔平(牡牛座)、大島美幸(蟹座)、山田詠美(乙女座)、森祇晶(天秤座)


☆第3ハウスの支配星が第8ハウスに入る

生と死に関することに興味をもち、非常に深遠なテーマについての調査研究に従事することが多いようです。

あるいはオカルト的な事柄に興味を抱くかもしれません。そうでもないとすれば、卑猥で下品なジョークを得意とするかもしれません。

日々の会話はかなり簡潔なものになる場合があります。なぜなら無駄口をたたくことを嫌い、意味のある深い会話を好むからです。特に水星・土星・冥王星が関与する時にはそうなりがちです。この性質は、将棋やチェスのような深い思考を要するゲームへの愛好としてあらわれることもあります。

また、ありきたりの知識では満足せず、背後にある真相を裏読みしようとする情熱があります。特ダネ的なニュースや性や死に関する話に刺激を求め、特に権威者の地位を失墜させるような噂話には真偽を確かめず飛びつきます。

有名人の例:横山やすし(蟹座)、ASKA(乙女座)、IKKO(乙女座)、鏡リュウジ(乙女座)、角田光代(乙女座)、室井佑月(天秤座)


☆第3ハウスの支配星が第9ハウスに入る

イマジネーションには限界がなく、そのマインドはつねに新しいアイデアや感動に惹きつけられています。この配置はファンタジーを著述する能力を示していて、しばしば夢を実際的に表現することができます。

知識や具体的な情報も、思想や意義ある哲学として統合されていなければ価値を感じません。細かい部分から本質を読み取ったり、一見バラバラに見える物事の中に、体系や法則性を見つけ出したりする知性の使い方に長けています。そのため外国語の研究はとても容易に感じられるでしょう。

あらゆる知的な事柄にまんべんなく興味を広げる傾向があり、とくに哲学や宗教、あるいは旅行に対して興味をそそられるでしょう。これらのことを考えたり話したりすると心が安らぐはずです。

有名人の例:長谷部誠(牡羊座)、福山雅治(牡羊座)、北杜夫(乙女座)、藤井隆(天秤座)、ひろゆき(山羊座)


☆第3ハウスの支配星が第10ハウスに入る

耳を傾けてもらいたい、思考やアイデアを表現したいという強い欲求を持っています。その欲求は、ステージや檀上から多くの人に向けて行うことで満たされるでしょう。

何をしたかということよりも、何を言ったか、何を書いたかによって大衆の注意を引くようになります。無意味な会話には乗る気がなく、自分の株を上げるために会話を利用することが多いでしょう。

知識や情報を構築して、価値あるものにできる能力に恵まれます。仕事に役立つ情報や知識を集めて、業績を上げることができるでしょう。

有名人の例:高倉健(牡牛座)、淀川長治(獅子座)、田中角栄(さそり座)、三島由紀夫(さそり座)、尾崎豊(水瓶座)、明石家さんま(魚座)


☆第3ハウスの支配星が第11ハウスに入る

何らかの形で人類に利益をもたらすために、コミュニケーションの能力を用いるかもしれません。平等や博愛精神を知的な分野で探求しようとするのです。

意思疎通しにくい対象と意思疎通することに大いに関心を抱くため、手話などに適性があります。植物・動物との意思疎通にも夢を持つでしょう。

この配置をもつ人は、集団の一部にいるときに最高のコミュニケーションができます。日常生活においても友人や隣人は重要な役割を果たすでしょう。しかし、支配星のアスペクトが困難な場合、特に支配星が火星・天王星の場合は不測の出来事が起こりがちです。

ある種の危険な情報や思想にも関心を抱きますが、あくまでも興味本位のアプローチにとどまります。

有名人の例:槇原敬之(牡羊座)、中田英寿(蟹座)、さだまさし(獅子座)、小林よしのり(天秤座)、イチロー(水瓶座)


☆第3ハウスの支配星が第12ハウスに入る

微妙で象徴的なものに対する興味と、それを直感的に理解しようとする努力をする人です。言葉にされていないものに真実を感じるため、日常的で世俗的なことがらに関しては疎いでしょう。また、気持ちを言葉にするのが苦手で、考えもまとまりにくいため、他者からは知性に欠けていると見られる場合もあります。

この人は、子供の頃に心のなかで自問自答する習慣を身につけたかもしれません。人によってそれは、天使や精霊との対話として感じられます。睡眠中の夢の内容に強い関心を抱く傾向もあります。

支配星のアスペクトが良好であれば、機転や外交能力に優れている可能性もあります。3ハウスに関連した医療従事者になる人もいます(言語療法士や呼吸器系の医師など)。

有名人の例:小室哲哉(蟹座)、オノヨーコ(射手座)、黒柳徹子(射手座)、藤田嗣治(射手座)、よしもとばなな(さそり座)

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