太陽と水星のアスペクト

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☆太陽と水星のアスペクト(オーブ±8度)

太陽と水星は28度以上離れないため、合のみがメジャーアスペクトとして成立します。

水星は太陽に近づきすぎると輝きを失います。

そのため4度(※)以内の合は、水星の知性が太陽の自意識によって阻害されるとされ、コンバスト(燃焼)とよばれます。


★コンバスト(太陽と水星が0~4度)

自己中心的な太陽の働きによって、自己表現のための水星という機能に限定されがちです。

客観的な視点や普遍的な知識に欠ける傾向が強まるのです。

このため伝統的な解釈ではコンバストは「知性に劣る」とされてきました。

しかし現代的には、応用性がないかわりに専門性が研ぎ澄まされた知性と解釈する方がいいでしょう。

性格的には、才能を発揮して周囲に認められたいと望み、自分の才能を信じる気持ちを人一倍強くもっています。

それゆえに自分の才能に対する社会的な評価には満足できず、むしろ自分の才能を理解しない俗世間に対して迎合する必要はないと考えがちです。

その結果、自分が得意とする分野や興味をもつ分野を職業とすることを、わざと避ける場合もあります。


★合(太陽と水星が4度~8度)

太陽の自意識に水星が知性を加えます。

社会的な実務能力に優れ、活発にはたらく知性の持ち主です。

自分の意志や目的を他者に理解されるよう説得する自己表現力があり、自分の思い通りにことを動かそうと工夫します。

コンバストほどではありませんが、自分とはあまり関係のない事柄には関心を抱かないという欠点もあります。

なお、サイン上の度数において、水星が太陽に先行する場合は器用で物分かりが早く、その逆の場合は時間をかけて物事を習得する傾向となります。


※コンバストの範囲に関してはいろいろな解釈があります。ここでは平均的なものを採用しました。

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