乙女座の金星をもつ人の恋愛のスタイル

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乙女座の人は理性的で合理的な人間になりたいと思っています。

どんな相手に出会ってもクオリティの高いサ—ビスを提供できる自分を作り上げようとします。いつも周囲の出来事を観察し頭の中で分析し、どう行動すれば無駄なく合理的なのか考えているのです。

個人としての完璧さを求める気持ちは、他者との交流をする際の心理的な障害となります。

誰からも認めてもらえる役に立つ人になるためには、心理状態を常に安定させておかなければならないからです。

いつも自分との対話を続けているため直感力が減退していて、場の雰囲気を瞬時に読むようなことは苦手なのです。

このように心のバリアが築かれているため、周囲からは「何を考えているのか分からない人」と思われています。


乙女座・金星の人は概して控えめで、節度ある生き方を心がけています。

自分から積極的にアピールすることは少なく、奥手なので恋愛とあまり縁がないかもしれません。

たとえ恋愛関係になったとしても、防衛心が強いので受け入れられない行動は断固拒否します。好きな相手であっても、手放しで受け入れることは少ないでしょう。


また恋人との間に食い違いが生じると、「みんなはこうしている、普通はこうする」と一般的な判断基準を持ち込んで、二人の問題を解決しようとします。

必要以上に相手が自分の領域に食い込んでくるのを阻もうとしているのですが、いわれた相手は寂しい思いをします。

自分に厳しく他人にも厳しいのが乙女座の人。相手に完璧さを求めすぎると、批判に辟易した相手は去って行きます。


実は乙女座の人はとてつもない想像力の持ち主。この想像力ゆえに、まだ起きてもいないことをあれこれ考えた末に、最悪のシナリオを描いてしまい、無気力になったり神経症になったりするのです。

いくら想像力を駆使してミスのない完璧な役割を考えても、そのどれも完璧にできているわけですから一つに決定できないのは当然です。迷いを増やすようなエネルギ—のムダ使いはやめて、まずは目の前にあることから片付けていきましょう。

自分で決めたルールに沿って行動した結果を見て、自信を持てるように心掛けます。それで自分の立て直しができれば、相手に対しても寛大に振る舞えるようになります。

相手の弱い部分や足りない部分をみて「ダメな人」と批判するのではなく、その人に合った具体的な解決策を教えてあげるのです。もちろん、あなたを利用しようとしたり騙そうとしたりする相手は持ち前の識別力で選り分けないといけません。

こうして選んだ相手との愛情溢れる交流を通して、自分も癒されていくでしょう。


逆行の乙女座・金星の場合は潔癖さが強まり、異性恐怖症になったりかなり奥手になる場合があります。


〔乙女座・金星の、太陽期(26才~35才)への移行〕

☆太陽が蟹座の人

金星期には品行方正な優等生タイプだった人も、太陽期にはそこまで頑張らなくてもいいかと思うようになります。

家族の団らんに加わるようになったり、職場の集まりにも参加し、気のおけない者どうしの和気あいあいとした心地よさを実感するはずです。

父親や会社組織などの信頼のおけるものに依存する安心感を求めるようになります。町役場のような平凡だけど安定した職場に転職する人もいるでしょう。

女性は男性の好みが人柄重視になります。


☆太陽が獅子座の人

金星期ではあらゆることに無難な選択をしがちでしたが、太陽期にはそういう生き方がつまらなく思えてきます。

そのうちに吹っ切れて、突然ファッションの傾向が派手になったり、口調がざっくばらんになったりするでしょう。

変化に対する周囲の目が気にもなりますが、自分のスタイルを貫いて問題ありません。


☆太陽が乙女座の人

金星も太陽も同じサインなので、真面目なスタイルのまま過ごすでしょう。

職場などでの評価はますます上がると思いますが、本人は無理を重ねてしまうかもしれません。

何かで発散することが出来ればよいですが、発散するものがない場合はストレス管理が必要です。

真面目でそつのない人ですが、異性を寄せつけない雰囲気を持っているかもしれません。


☆太陽が天秤座の人

金星期には節度ある自分を保とうとしてきましたが、太陽期には自分の限界を感じるようになります。

社会生活では個人がいかに有能であるかよりも、他人に心を開いて相手の力を取り込む方が大切と思うようになります。

それがわかると人間関係もスムーズになり、仕事によるストレスも減るでしょう。

いろいろなタイプの人と話すことで、バランスのよい人物になれます。


☆太陽がさそり座の人

金星期では自分の努力によって自分を成長させてきましたが、さそり座の太陽期になると他人の力を借りて自分を変えていきます。組織などに組み込まれることで自分を成長させたいと思うようになります。

たとえばより大きな会社の一員になることによって、あるいは古い家の長男との結婚によって、自分を成長させたり変えたりするでしょう。

最初は新しい生活に戸惑うかもしれませんが、一人で行動していた時よりも大きな充実感を得られるので、だんだん馴染んできます。

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