【6タイプ】人並みはずれた理想家
傾向:人間がいつか到達するはずの「理想郷」を心の中に大切にしまいこんでいます。
それを現実の世界でも追い求め、自分と他人や仕事に完璧さを求めるのが【6タイプ】です。
問題点:高い理想を掲げ、自分にも仕事や周囲の人にも高いレベルを求めることで、みずから苦しい道を歩くことが多くなります。
このタイプの理想にかなう人は、現実の世界には存在しません。
外向きには自分の完ぺき主義を押し殺し「私は人を評価したりしない」と言うが、実際は「理想的な人物は他人を批評しない」という「理想」に縛られているだけの場合が多いのです。
自分に対して「善良な人でありたい」という欲求をもっていますが、それを逆手に取られて、他人の都合の良い「正しさ」を押し付けられ操作される場合があります。
セックスなどでも「理想的なセックスパートナー」であることに励むあまり、快楽や心地よさに浸りきることがなかなかできません。
指針:人や物やそれをつくった宇宙は今ある状態のままで完全であることを認識しましょう。
自分の「理想」からずれた部分を指摘するのではなく、今そこにある状態・目の前にいる相手が「どれだけ完全性を備えているか」、それを見つけるトライを繰り返しましょう。
このタイプは、時に人から不当な批判を受けたように感じて憤る場合があります。
それも実は潜在意識が、評価された側を体験させるために、他人に自分を評価するよう仕向けたのです。
それに気づき自分に対する評価をやめた途端に、他人からの冷遇はなくなります。
世の中は【6タイプ】が想像する以上に「寛容」なのです。
デートでパスタを手づかみで食べても、あなたの輝きが減ったと思う人はいません。なぜかというと、6タイプはそのぐらいのことをして初めて「ふつうの人並み」に見えるのですから(相手も【6タイプ】であった場合は別です(笑))。
いまのまま、あるがままで完璧であり最高であると心の底から思えたとき、6タイプは持って生まれた本当の輝きで周囲を照らすようになります。理想で自分を縛るためではなく、理想で世界を導くために生まれたことを知るのです。