第4ハウスの支配星が入るハウス

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第4ハウスの支配星が各ハウスに入る場合の影響をあげています。

それぞれの配置にあてはまる有名人の例を、出生時刻が公表されている人の中からあげています。

カッコ内はハウスカスプのサインを表します。 たとえば、「第4ハウスの支配星が第6ハウスに入る」の有名人の例に「浅田真央(牡羊座)」とあれば、第4ハウスのカスプが牡羊座にあり、支配星が火星で、火星が第4ハウスに入ることを意味します。

支配星の基本的な説明は、ハウスの支配星の流れを追う をご覧下さい。


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☆第4ハウスの支配星が第1ハウスに入る

両親のどちらかがこの人に対し、深いインパクトを与えるか、強い影響力をもっています。人生において何をするにしても、家庭的な背景は重要になります。家系に共通の外見や性格を帯びている人が多いのも特徴です。

先祖や家族からの刺激が行動に影響を与えます。家庭の成功が自己の成功となる場合が多く、家族の誰かが傷つくと自分のこと以上に傷つくかもしれません。

自信を持つためには、特定の人との強い信頼の絆が必要です。実際にも、信頼感の高い人格を形成することが多いでしょう。

有名人の例:おすぎ(牡羊座)、ピーコ(牡羊座)、荒川静香(牡牛座)、安倍晋三(さそり座)、安達祐実(水瓶座)、イチロー(魚座)


☆第4ハウスの支配星が第2ハウスに入る

この配置をもつ人々の価値観は多種多様ですが、一般に金銭への意識が強いようです。

自宅を仕事場とするか、家業を継ぐ人が多く、親類と一緒に事業を興すケースもあります。不動産や農業、地質学などに関する仕事で収入を得るかもしれません。

持ち家を得ることにこだわり、いったん手に入れた我が家は愛着を持って大切に使っていきます。

毎日規則的に続けられる仕事や行為が、心理的安定のカギとなります。編み物や絵画などの手作業の中で、気分的な安定が育成されるでしょう。

五感に心地よさを与える落ち着いた部屋づくりを志向し、ガーデニングなどにも興味を示します。

有名人の例:槇原敬之(牡牛座)、福山雅治(牡牛座)、川島和正(さそり座)、渡辺満里奈(射手座)


☆第4ハウスの支配星が第3ハウスに入る

家系や伝統、身近な親しみなどに肩入れしすぎた、主観的な知性を持ちます。思いやりを大切にしすぎるため、事態を直視する能力が曖昧になりがちです。

親戚や兄弟・姉妹の存在が、家庭において重要な役割を果たしていたかもしれません。彼らとの関係が好ましいものであったかどうかは、支配星のアスペクトによります。

この配置をもつ人は、親戚によって育てられるか、親戚が共に暮らしていて家族の一部に組み入れられているケースが多いようです。

子供時代の家庭は人々が多く意見を交わす場所であった場合が多く、子供を持った場合はその状況が踏襲されやすくなります。

自分の家系についての話や地域の伝承、あるいは近所の噂話などに強い関心を示す傾向があります。

有名人の例:小泉進次郎(牡羊座)、萩原健一(獅子座)、中川翔子(さそり座)、中山エミリ(さそり座)、DAIGO(さそり座)


☆第4ハウスの支配星が第4ハウスに入る

自分の家が人生において常に重要な役割を演じます。家庭の安全や温かさを維持するために、大きな労力を払うでしょう。自宅に他人が踏み込むことを嫌い、自分の家を聖域にしようとします。

自己の家系や出身地、あるいは母国に対する偏愛があり、その伝統を守ることに心の安定を見出します。しかし保守主義であることや、自分が地域エゴともいえる感情を抱いていることには無自覚です。

通常、両親の一方が人生において重要な役割を演じます。もし支配星に良好なアスペクトがあれば、生まれた土地で成功するでしょう。

伝統を重んじるため、アンティークへの興味や懐古趣味をもつ人が多いようです。

有名人の例:松下幸之助(牡羊座)、酒井瞳(牡牛座)、落合福嗣(蟹座)、三島由紀夫(射手座)


☆第4ハウスの支配星が第5ハウスに入る

自分の子供に、家業や家系の伝統を引き継がせようとします。

子供を大切にし、その子のために温かさや楽しさにあふれた家づくりを心がけます。子供がいない場合は、活気をもたらすために他人の子供を家に招待するかもしれません。

少なくとも、家はリラックスとレジャーを楽しめる場所にしつらえるでしょう。家に多くの趣味を持ち込む傾向があります。温かい保護的な感情を刺激するホームドラマや映画を尊重し、童話や神話物語などに独特の感動を覚えます。

投資も人生における楽しみのひとつであり、プライベートか、あるいは仕事の一環として、投資に関わることが多いでしょう。

有名人の例:西川きよし(蟹座)


☆第4ハウスの支配星が第6ハウスに入る

必ずしも自分の仕事には一生懸命ではない場合でも、家で働くことは好むでしょう。母親や主婦のように、温かい家庭環境を管理し、掃除し、清潔にすることに熱中します。

食べ物の栄養管理や日々の細かい健康管理を巧みにこなします。そのため掃除好き、料理好きである場合が多いでしょう。感情面では、社会的なことにはあまり関心が向きません。

ハウスキーパーや家政婦への適性を示す人がいる一方で、この配置の影響は別の形で現れる場合があります。

つまり、子供の頃にベビーシッターや家政婦に囲まれて育ったため、大人になっても、同じ状態が続くことを期待する、という影響です。この影響は、引いては、労働に応じて金銭が支払われるという基本的な経済観念の欠如として現れるかもしれません。

有名人の例:浅田真央(牡羊座)、梅宮アンナ(牡牛座)、貴乃花光司(蟹座)、小室哲哉(獅子座)、松田聖子(射手座)、神田沙也加(射手座)、中山秀征(山羊座)


☆第4ハウスの支配星が第7ハウスに入る

結婚相手や仕事上のパートナーが、安定感を得るためには重要になるでしょう。

しかし第4ハウスの支配星が強力なアスペクトを受けていると、全く逆になる場合があります。つまり一人で、あるいは自分のために全てのことを行うかもしれません。

基本的には公私のパートナーに対して、家族の一員であるかのように親しみや温かさを感じます。そのため、それに応えない冷淡な相手との交流では傷つくことになります。

公平な対人関係をつくり出すことにやや困難があり、関わる相手を自分のフィールドに囲い込もうとする傾向があります。

また、自ら望んでか運命によって非常に公的な仕事をする可能性が高い一方で、プライバシーは非常に強く求めます。どんな私生活を送っているのかを知る人はごくわずかでしょう。

この配置は、特に音楽のような芸術形態で、大衆とエモーショナルな協調性を高め、成功しやすい配置です。

有名人の例:明石家さんま(牡羊座)、杏子(牡牛座)、中森明菜(双子座)、吹石一恵(双子座)、大島美幸(蟹座)、ASKA(天秤座)、IKKO(天秤座)


☆第4ハウスの支配星が第8ハウスに入る

おそらく非常に人目を避けたがる人でしょう。アセンダントなどによっては友好的で外向的な場合もありますが、その人が本当に何を感じているのか、何をしているのかを知る人は少ないでしょう。

この人は心理的な安定感を手に入れるのに時間がかかります。というのも、幼少期以来家庭環境や対人関係などでしばしば異変に見舞われ、心理的に傷つく体験を持ちやすいためです。

穴蔵のような隠れた場所に落ち着きを感じ、自室もそのように演出する傾向があります。

家族や親類との関係よりも、後天的につくられる深い対人関係の中で、本当の安心感を手に入れるでしょう。

本当に安心を感じるためには、あるいは両親が期待している(と本人が考えている)生活をするには、広範囲な変容を経る必要があるかもしれません。チャートの他の要素が支持するならば、他者の財源を扱うことや、他者からの支援を得ることが、人生の根本システムとして、重要になるでしょう。

非常に説得力があり、年を重ねるにしたがいオカルト世界の研究へと没頭していくかもしれません。

有名人の例:黒沢かずこ(双子座)、近藤真彦(蟹座)、横山やすし(蟹座)、りょう(獅子座)、若田光一(射手座)、藤原紀香(山羊座)、太宰治(魚座)


☆第4ハウスの支配星が第9ハウスに入る

この人の両親は、海外で生まれているか、海外の文化的影響を受けているかもしれません。あるいは、両親がこの人に宗教や哲学に関連した背景を与えた可能性もあります。

この人は、大人になってから実家を遠く離れる場合が多く、海外へ移住するようなケースもあります。あるいは、居住地の遠隔地で土地を所有したり、財産をもったりするかもしれません。

つまり、ローカルで身近な故郷や親との関係から離れて、精神的により拡大された感情と充実感を手に入れようとするのです。

家系や出身地や自国に対するコンプレックスがあり、生地あるいは出自を遠く離れるほど、精神的な開放感と高揚感を得る傾向があります。

その一方で、異質な環境においても自分の古い習慣は守り続けようとします。

有名人の例:ウエンツ瑛士(牡羊座)、城田優(双子座)、よしもとばなな(射手座)


☆第4ハウスの支配星が第10ハウスに入る

4ハウスと10ハウスは両親を表す軸であるため、この人の人生において両親が最も重要な意味をもちます。社会的に高い地位につく父親を持ち、家族みんなが父を尊敬するような家庭で育つ人が多いでしょう。

もし権威主義的な父親がいる伝統的家風の出身であるなら、父親はかなり横暴に家庭を支配してきたかもしれません。そして支配星が挑戦的なアスペクトをもっていれば、あなたはあらゆる権威に反発する可能性があります。

一方でこの配置の影響は、仕事よりも家にいることを好むという形で現れる場合があります。彼らは収入を得るために働きに出るものの、社会に出て競争したり批判にさらされたりすることを本当は好んでいないのです。

また、家族は父親など外で働く人をサポートすべきという信念を持つようになります。その信念に導かれて、保護に関わることや、家庭的な充足感をつくり出すような職業に就くこともあります。介護、看護、ホテル、外食、不動産などに携わる人も多いでしょう。

親の職業や家業を引き継ぐケースもあります。いずれにしても地域的な制約にしばられがちな人生となります。

有名人の例:IMARU(牡牛座)、高橋真麻(牡牛座)、加山雄三(天秤座)、船越英一郎(水瓶座)、二谷友里恵(水瓶座)


☆第4ハウスの支配星が第11ハウスに入る

この人の育った家は、友人を歓迎し、友人を宿泊さえさせる家だったかもしれません。

この人は幼い頃の養育により、目的指向な人間になるよう励まされます。そしておそらく早い時期に、自分の長所や優等性を見出せるでしょう。

家族(特に親)と距離を置き、あえて落ち着く場所を作らないことで、他者への情緒的な依存なしに心を安定させることを学びます。実際には、死や離婚によって、不本意な形で親や家族と距離が置かれるケースも多いでしょう。そのかわりに思いやりのある友人などと感情面で深い絆を作り、それによって情緒的な欲求を満たします。冷淡な人との形式的な関係は続きにくいでしょう。

また、義理の子や養子のために献身することになるかもしれません。その場合は、支配星の状況によっては、日々の生活がかなりてんてこまいになる可能性があります。

非個人的な運動に参加することが、家庭が持つ限界や因習を乗り越えるカギとなります。

有名人の例:若槻千夏(牡羊座)、北杜夫(天秤座)、大橋未歩(射手座)、石橋貴明(魚座)


☆第4ハウスの支配星が第12ハウスに入る

この配置の人は、内的に隠された素晴らしい力を持っています。そして必要とするときに、それを頼みにすることができます。

もし支配星のアスペクトが肯定的に用いられなければ、隠された力は隠されたままで、自室に引きこもりがちな傾向としてこの配置の影響が現れます。もしアスペクトが否定的に用いられたなら、自分のエネルギーを浪費してしまい、健康を損なうでしょう。

この人は自分を呼び戻す場所を必要とします。家はこの人にとってつねに重要であり、バッテリーを再充電するために引きこもる避難所として機能します。精神世界に安らぎを感じ、言葉では表現できない神秘的なものに真実を求める傾向があります。

外界に見せている顔は本当のこの人ではなく、家を分かち合う人にのみ本当の顔を見せます。また、若い時の状況には隠しておきたい部分があるかもしれません。

家族の一員として、父、母、配偶者、子などの役割を果たすことに意義を見いだせず、その責務を放棄する人もいます。

有名人の例:大野智(牡羊座)、錦織圭(牡羊座)、酒井法子(牡牛座)、松井秀喜(蟹座)、檀ふみ(獅子座)、美空ひばり(獅子座)、松居一代(天秤座)、小泉純一郎(さそり座)、羽生善治(水瓶座)

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