最近(2015/12/24頃)スタートトゥデイという会社の社長とのおつきあいを発表された紗栄子さんのホロスコープを予想します。
この人のことはよく知らず、ウィキペディアにも記載が少なかったのですが、なんとか予想したホロスコープがこちらです。
こちらはアスペクト表です。
太陽と月のアスペクトが相互・水星・火星とシンプルです。
社会活動が活発になる一方で、男性関係(火星・太陽)も強調されやすい配置といえます。あと、口やかましいかもしれません(笑)。
ハウス予想のきっかけは支配星の流れでした。
アセンダントが牡羊座か牡牛座か迷ったのですが、彼女の顔は目がぱっちりしたアイドル顔なので、最終的にはアセンダント牡羊座としました。牡羊座の支配星火星は11ハウスにあります。
1ハウスの支配星が11ハウスに在室:友人関係やサークル活動などへ積極的にかかわり、その中で自分が本当にやりたいことを発見していきます。そのような関係のなかで、自己イメージや将来への展望がクリアに見えてくるでしょう。
ダルビッシュ有さんやスタートトゥデイの社長は、紗栄子さんの仕事とはまったく関係のない人たちです。彼らと出会うためには、広い人的ネットワークがなければいけません。そういう意味で11ハウスの火星が彼女のアイデンティティ(自己イメージ)になってもおかしくはありません。
11ハウスの火星:実利的で、技能の高い友人との交流を好む。 そうした友人とは話だけで終わらず、事業や運動など実際的な行為に結びつけようとする。人に対して影響力を発揮したがる。友人関係は同士的な関係で結びついている。
1ハウスには月があるため、もちろん月も彼女のアイデンティティに影響しています。
1ハウスの月:身近な人の気持ちに本能的に反応する。周囲の人々にかわいがられ、人気運がある。感情のコントロールが利きにくく、思ったことをそのまま顔に出したり口に出したりしやすい。
ちなみに11ハウスの木星は有名人と縁を引き寄せます。この天体はキーポイントかもしれません。
11ハウスの木星:組織やグループ的な関係への高い適性がある。 社会的に地位が高い人を友人に持ちやすい。行動範囲が広いか、あるいは思想的な広さがある。
また、天体がたくさんある7ハウスの支配星は天秤座の支配星(金星)ですが、それは7ハウスにあります。
7ハウスの支配星が7ハウスに在室:対人関係をひたすら拡大していく傾向があり、知り合いを介して新たな知り合いを得ようとするでしょう。
ちなみに2ハウスの支配星は牡牛座か双子座の支配星(金星か水星)ですが、いずれにしても7ハウスにあります。
2ハウスの支配星が7ハウスに在室:配偶者や仕事上のパートナーを通して経済面を安定させようとします。
お金持ちを狙う人というのは、こういう発想があるでしょうね。ただこれは結婚の一側面なので、多くの人がもつ発想です。
実は、太陽―月―火星はTスクエアという複合アスペクトになっています。
太陽(さそり座)・月(牡牛座)・火星(水瓶座)という不動サインのTスクエアの場合、オポジションの2天体(ここでは太陽・月)は動こうとしません。先端の天体(ここでは火星)が行動することによってのみ変化が起こります。
火星は身近に感じられる天体のため、太陽・月は自分で行動して変化を起こしたという意識になりやすいでしょう。つまりこのTスクエアは、彼女にとって使いやすいと感じられるアスペクトなのです。
火星は11ハウスにありしかも11ハウスの原型たる水瓶座です。友人関係的な活動から変化が起きる。太陽を夫と考えれば、彼女は夫にも友人関係的な視点から干渉するようです。
ダルビッシュさんとの離婚は紗栄子さんの癇癪持ちが原因だったといわれます。静かな夫(太陽)に火星が緊張を与えるという構図は不動サインのTスクエアからも透けて見えます。
Tスクエアは、グランド・クロスの4つめの足がない形でもあります。
しかしトランジット(経過)の天体が4つめの足を補足したときに、一時的なグランド・クロスが形成され、Tスクエアのエネルギーを外に解き放つチャンスとなります。
経過の天体が補足する「4つめの足」は、彼女の場合は恋愛のきっかけになったようです。
たとえば、ダルビッシュさんと結婚したのは2007年11月11日。仮に1年前から付き合いはじめたとすると、2006年11月11日頃の経過図にグランド・クロスを形成させるような経過の天体があるはずです。それがこちら。
外周の緑色の天体マークが経過の天体です。Tスクエアの「空っぽの足」の所に土星が来ています。グランド・クロスを形成させる経過の天体は速度の遅い天体である必要があります。速い天体はすぐに通り過ぎてしまうので影響が小さいからです。
今回、会社社長とのおつきあいを発表したのは2015/12/24ですが、その一年前(2014/12/24の経過図)をみてみましょう。
経過の木星が所定の位置に来ています(笑)。紗栄子さんの木星は社会的地位の高い男性を引き寄せます。ダルビッシュさんの時の土星は木星とだけアスペクトをもつ天体でした。太陽や月とアスペクトがなくてもこういう形で影響を及ぼすことがあるのですね。
ハウスを考慮しないとしても、アスペクトは大きくは変わりません。不動サインのTスクエアのなかで火星が大きな役割を果たして、土星や木星がトランジットしたときに恋愛が成就したという構図は変わらないでしょう。
やはり火星は、彼女のアイデンティティを大きく形作っているのです。
最後にそのほかの天体の説明を短くして終りにします。
7ハウスの金星:若い女性の感性に沿って形成される、わかりやすい社会的キャラクター。
7ハウスの太陽:どういう協力者や配偶者を選ぶかで、人生のコースは著しく違ったものになる。対人関係に真剣に取り組む。
以上紗栄子さんのホロスコープでした。
この他の有名人はこちらをご覧下さい