今回は春香クリスティーンさんのホロスコープを予想しました。
上智大学文学部新聞学科を中退したというニュースを見て、この人のことを知りました。スイス･チューリッヒで日本人のお父さん、スイス人のお母さんのもとに生まれたそうです。
こういう人は9ハウス太陽とかが多いのですが、汚部屋に住んでいるということで少し興味を覚え、予想しました。ウィキペディアとこちらの動画を参考にしました。
こちらが予想ホロスコープです。
予想のきっかけはやはり9ハウスの太陽です。語学が堪能で4カ国語を話すそうなので、水星も9ハウスに入れました。
そうすると、9ハウスのカスプは山羊座になりました。
9ハウスは海外を表します。
山羊座はお父さん(あるいはお母さん)を表します。
春香クリスティーンさんは海外のどこの国に行くでしょうか？
正解は･･･日本です。(笑)
山羊座はどちらかの親を表しますが、スイス人でスイス在住のお母さんは海外に関係しません。
必然的にこの山羊座はお父さんを表し、この9ハウスが表す海外は日本となります。
このとき、5ハウスに木星があったりして芸能分野での発展が暗示されています。
月はさそり座なので、汚いものに抵抗感がないのでしょう。その他に汚部屋になりやすいと思われる性質は、12ハウスの支配星(牡羊座→火星)が8ハウスに入ることです。
じつは森三中の黒沢かずこさんも汚部屋なのですが、彼女も12ハウスの支配星が8ハウスに入っていました。この配置をもつ人は混沌状態に陥りやすいため、部屋がカオスなのかもしれません。
ちなみにこちらが黒沢かずこさんのホロスコープです(出生時刻公表)。12ハウスカスプが水瓶座にあり、水瓶座の支配星天王星が8ハウスにあります。彼女の月は牡牛座です。さそり座といい、固定サインは動かない(動かさない)のかもしれません(笑)。さそり座の8ハウス天王星からユルいオポジションの影響を受けているので、それも汚部屋の原因でしょう。月とカイロンの合も何かを物語っていそうです。
さてここまでは春香さんの出生図の性質を見てきました。
占星術では、場所を移動した場合のホロスコープをつくることができるようです。私はあまりやったことがありませんが、今回は使ってみました。
私がいつも使っているアストロ･ドット･コム(アストロディーンスト)に場所移動図をつくるオプションがあります。つくり方を少し説明します。
上のホロスコープもアストロディーンストでつくりました。まず場所移動図をつくりたい人の出生図をつくります。アストロディーンストでの出生図の作り方はこちらのページなどご覧下さい。チャートのちょっと上に｢チャート選択に戻る｣というボタンがありますので、それをクリックします。
そうすると下のような画面が出てきますので、①で｢場所移動図｣を選択したあと、②をクリックします。
そうすると出てくる画面の下の方にこのようなリンクが出てきますので、こちらをクリックします。
そうして出てきた画面の｢他の都市｣をクリックし、移動場所（ここではTokyo）を入力し、｢続ける｣をクリックします。
場所移動図が出てきます。
これを見ると、日本(東京)での活動が分かりやすくなります。
太陽が５ハウスに入っています。これは芸能人によく見られる配置であり、芸能活動がより強く打ち出されています。
そして、４ハウスがゴチャゴチャしています。(笑)
４ハウスは家を表します。４ハウスの支配星の流れを追うと(射手座→木星)、12ハウスに行ってしまうので、家に閉じこもりやすい性質が現れます。
何が家に閉じこもりやすいのか、というと春香さん以外の要素が閉じこもりやすいのです。なぜなら、4ハウスには太陽も月もいないから。
これは出生図ではないので、活動領域の分布を示してくれるだけです。日本に来たら彼女が5ハウス太陽をもつ人になるわけではありません。｢海外に行ったら(日本語の)教師になれちゃった～｣みたいな感じで海外に行くと自分の｢役割｣が変わる可能性があるということです。
それを踏まえると、太陽は5ハウスで芸能活動に忙しい。
月は2ハウスでお金を稼ぐために忙しい。あるいは自己の価値(2ハウス)を高めるのに忙しい。上の動画でも、ジムで色々なことを済ませているといっていました。
4ハウスにたくさんある天体はすべて山羊座。
山羊座は過去を表します。4ハウス(家)には過去が閉じこもりやすいのです。なぜ閉じこもりやすいかというと、4ハウスの支配星が12ハウスに行っているから。過去のモノ、過去の行為の形跡が捨てられることなく積み重なっていくわけです。
ハウスは2つのサインにまたがっていることが多いのですが、そのことは時間の流れによる変化も表しています。すなわち、4ハウスは射手座ではじまったとすると、(モノが)家に閉じこもりやすいのですが、時間が経って山羊座に入ると、モノが閉じ込められた家がある種の自己表現になるのです。なぜなら、山羊座の支配星は土星で、土星は自己表現の5ハウスにあるからです。それで汚部屋が公開されたのでしょう。
そもそもの彼女の性質を思い出すと、混沌状態になりやすい12ハウス支配星→8ハウスをもっていました。私生活を表す月はモノをため込みやすいさそり座でした。さそり座は汚いものが平気です。
つまり、春香クリスティーンさんは汚部屋に住むための多くの要素をもっていたことが分かります。汚部屋になる人には理由があるのですね。
場所移動図に関しては、アストロディーンストの場所移動図の画面にこのような注意書きがあります。
「計算場所の重要性の低さについて
よく誤解されていることですが、現在どこに住んでいるかはホロスコープの解釈にほとんど影響しません。当ウェブサイトで提供しているホロスコープ解説にはまったく影響はありません。ホロスコープのアセンダントとハウス位置は、出生場所と出生時間で決まります。その占星学的影響は遺伝情報と同じように、生まれた瞬間に決定され、住む場所が変わったからといって後天的に変化することはありません。トランジットは、今住んでいる場所ではなく、出生地のみに左右されます (出生地でアセンダントとハウス位置が決まるため)。
例外はありますが、その影響は非常に小さいものです。」
毅然と、重要度の低さを説明しています。つまり、本人の生き方は出生図から全部解読することができる、ということなのでしょう。
ただ、どこに行けば生活がどうなるという表面的なライフスタイルの変化は場所移動図によって解読しやすくなると思います。
そうすると、自分の希望する生き方ができる場所をホロスコープで探して、そこに行けばいいのか？と考える人が出てくるかもしれません。
しかし、彼女の出生図の9ハウス太陽のように、海外で暮らす要素を出生図の中にもっている人でないと海外移住はできないのです。そして彼女の9ハウスが（おそらく）山羊座に位置したように、そもそも赴く地は出生図に示されているのです。アストロディーンストがいいたいことは、そういうことなのだろうと思います。
以上春香クリスティーンさんのホロスコープでした。
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