深田さんの出生時刻は公表されています。
南半球(ホロスコープの円の上半分)に天体が少ないですね。しかし月やドラゴンヘッドがあるので、キャラクターを売りにする芸能人としては十分です。芸能人は人気(→月)商売ですからね。
彼女の売りは端正な顔立ちだと思いますが、容姿をあらわすアセンダント(乙女座)には月(牡牛座)とのトラインがあるため、清楚な美人になったのでしょう。さそり座の木星とのセクスタイルにより、セクシーさも加わりました。
カイロンには個人天体とのアスペクトがないので、月がカルミネート(MCに最も近づく)天体とみてよいでしょう。
おとなしめな顔とは裏腹に、恋愛遍歴は派手なようです。ネットを調べると沢山の交際相手が出てきました。
結婚相手は7ハウスをみますが7ハウスには天体がありません。支配星の流れを追うと、魚座→海王星は4ハウスにあります。男性をあらわす火星とサイン違いの合。
火星はドラゴンテイルと合の範囲です。テイルは簡単にできる分野だけど未来的には発展しない分野をあらわします。
拡張の海王星の刺激もあるため、縁ある男性と簡単に交際できる(火星-テイルの合)ものの、結婚までは進展しないのでしょう。
相手はどんな男性かというと、火星は山羊座なので、年上の男性あるいはしっかりした職業をもつ男性となります。
恋愛は5ハウスをみます。天体がないため支配星の流れを追うと、カスプ山羊座→土星は天秤座の2ハウスにあり、冥王星・水星と三重の合。
天秤座なので芸術関連の、年長者(土星)あるいは文筆業(水星)もしくはカリスマ的な人(冥王星)との縁が想像されます。野島さんは脚本家ですね。
支配星の流れをさらに追うと、天秤座→金星はさそり座の2ハウス。太陽と合なのでいつかは結婚するのかもしれません。
夫をあらわす太陽は、妻としての役割や女性の生き方をあらわす月とオポジションの関係。
タイトなオポジション(オーブ約2度)でありながら、ハウスが対面でない(2ハウス-9ハウス)というイレギュラーな配置です。結婚に踏み切れない理由はここにもありそうです。
オポジション自体は結婚には悪くないです。つまりお金を稼ぐ(2ハウス)のが夫だとすると、お金をもらう(8ハウス)のが妻という配置で、ふつうの夫婦関係が想定されます。
しかし、月が9ハウスにあるためにイレギュラーな反応があらわれる。しかも南半球唯一の主要天体のため、月はどうしても社会に出たがります。
小惑星を加えたホロスコープがこちらです。
結婚をあらわすジュノーが4ハウスのテイルに合。火星-テイルの合より緊密な合です。
これは対人関係が豊富でありながら、なかなか結婚に至らないことを象徴しています。
POF(パート-オブ-フォーチュン)は魚座の6ハウスです。
芸能(魚座)の労働(6ハウス)に意識が向きます。6ハウスのPOFの意識は10ハウスドラゴンヘッドの意図と協調するため、何よりも仕事を優先します。
それにもかかわらず社会との接点(南半球)が月しかないため、月のエネルギーを「妻の生き方」に転換しにくいのです。
深田恭子さんのホロスコープでした。
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