■国を象徴するサイン
イギリス・・・双子座
アメリカ・・・蟹座
ドイツ・・・山羊座
オーストラリア・・・双子座
(※アメリカ以外は私の予想)
日本を象徴するサインは何かわかりますか?
以前から考えていたのですが、コロナ禍でそのサインの性質が際立ってきたという印象です。
日本は世界各国と比べて感染者の数が少ない。
これが日本のサインを探るヒントです。
欧米と比べて感染者数が少なかった原因。
考えられるのは、
日常的にマスクをつける習慣があったこと。
欧米ではマスクをつける習慣がなかったそうです。
街中でマスクをするのは奇妙に映るらしく、花粉症の時期でもマスクだけはつけない。
欧米でも花粉は飛び交いますが、「花粉症対策にマスクをする」という習慣はなかった。
それどころか「マスクをすること」自体が、異常事態。
異常事態は大げさと思うかもしれませんが、コロナ以前の現地報告(↓)を見れば、大げさでないと分かります。
【花粉症】ヨーロッパでマスクはタブー!
アメリカでマスクは要注意
パリの花粉症事情
スペインにもある?「花粉症」は日本だけ?
マスクはNG!?デンマークの花粉症と日本との文化の違い
オーストリアでのマスク着用は法律違反?
欧米人がマスク着用を奇妙と感じるのは、自分の看板ともいえる顔を隠すことへの抵抗なのかもしれません。
それに対し日本人は顔を隠すことへの抵抗がない。
嬉々として、マスクで顔を隠す人さえいます。
その結果かなりの人が花粉症の時期にマスクをつける。
ここに、日本人の国民性が表れています。
たまたまコロナの時期が花粉症の時期と重なったため、初動でコロナの感染が抑えられた。
日本で感染者が少なかった一つの原因です。
ただしこれは、表面的な原因。
占星術的にみれば、もっと解明できそう。
問題:マスクで顔を覆うことを表すサインは何?
ヒント:マスクで顔を隠すことに抵抗がないサインは?
答え:乙女座(→シャイ)
つまり日本人は
①シャイなので、顔を隠すことに抵抗がない。
さすが忍者の国ですね。
もちろんマスクは、顔を隠すための物ではありません。
衛生用品です。
問題:衛生や清潔を表すサインは何?
答え:乙女座(→清潔・衛生)
つまり日本人にとって
②マスクは衛生用品という点で馴染みがあった。
もっといえば、
マスクは花粉やコロナウイルスから身を守るものです。
身を守ることを防衛といいます。
問題:防衛を表すサインは何?
答え:乙女座(→貞節を守る→防衛)
つまり日本人にとって、
③マスクは防御用品という点でも馴染みがあった。
①顔を隠せる(シャイ)②衛生③防衛
一枚で三役をこなすのですから、日本人はマスク好き。
好きすぎて、早朝から並んで買ったほどです。
そして①シャイ②衛生③防衛は乙女座を表すキーワードでもあります。
ちなみに、日本以上にコロナ感染を抑えた国がベトナムです。
6月8日現在の新型コロナ感染者は331人、死者はゼロ。
9500万人もの人口を抱えるベトナム。
観光大国で外国人の出入りも多いため、死者ゼロを説明することは、一般用語では不可能(こじつけになる)。
でも占星術でなら、説明できます。
ベトナムを象徴するサインを考えてみたのですが、これも乙女座かなと思いました。
民族衣装アオザイを着た女性は、清楚(♍)ですね。
1960年代のベトナム戦争では、アメリカに徹底抗戦し、負けることがなかった。
大国アメリカはベトナムに勝てなかったのです。
つまりベトナムは、防衛(♍)力のある国。
またベトナムの国民は勤勉(♍)で、日本と似ています。
防衛力のある乙女座の性質がコロナを封じたのでしょう。
なんでアメリカがベトナムに勝てなかったのかな?
不思議だな。
なんでベトナムはコロナの死者がゼロなのかな?
不思議だな。
不思議の理由は、
ベトナムを象徴するサインが乙女座だから。
乙女座の防衛力・抵抗力がアメリカやコロナウイルスを跳ね除けた。つまり、
国民は、国が象徴するサインの性質を体現する。
日本も、欧米各国に比べるとコロナ感染を抑えられた。
しかしなぜかこのことは、メディアで強調されません。
理由は、国民の気を引き締めるためです。
楽観論が悪い結果を招いたことは、トランプ大統領の発言の影響をみれば明らか。
そのため日本の政府とマスコミは、極端なほど警戒し、国民に過剰な自粛を強いています。
過剰な自粛を強いる原因は、乙女座が完璧主義だから。
2021年のオリンピック開催まであと1年。
世界大会なので、2020年中には開催の可否を決める必要がある。
にもかかわらず6月18日まで、都道府県をまたぐ移動さえ自粛していた、完璧主義の日本。
そんな日本が、桁違いの感染者を有する世界各国に門戸を開放すると、年内に決定できるのか?
できたとしても完璧主義の日本は、感染者を入れない・出さない・増やさないの3無主義を徹底させるハズなので、競技運営以外でエネルギーを消耗する大変な五輪になりそう。
(現実的にはワクチン(の流布)が間に合わないことがほぼ確実視されているので、中止が濃厚ですが)
リスクを負ってまで東京五輪を開催する必要はあるか?という議論は、オリンピックは必要か?という究極論に達する可能性がある。
国際化(ボーダレス化)の進展とともに、国別対抗の意義が薄れています。
たとえば、サッカーワールドカップ2018の優勝国フランスは、アフリカ由来の選手が多く活躍したので、「アフリカ代表のフランスが優勝した」と揶揄されました。
国別対抗はもはや、意味を失いつつある。
東京五輪はターニングポイントになりそうです。
その東京五輪が、コロナによって中止に追い込まれれば、時代の推進力としてのコロナの役割がより象徴的になります。
一方で完璧主義の日本は、コロナウイルスを抑えるのに成果を上げたため、コロナ収束後には世界から称賛される可能性もあります。
というよりは、マスク嫌いな欧米各国がこれだけマスクに頼るようになったのですから、日本的な忍びの文化は世界に認められたも同然です。
なぜそんなことを言うかというと、乙女座は「基準点」を表すサインだから。
世界の基準になる国として、これから日本は認識されるでしょう。
振り返ってみてください。
東日本大震災(3.11)は日本で起こりましたね。
コロナウイルスは、2020年東京オリンピックの年に流行しました。
つまり、二つの天変地異に日本が関わっているのです。
基準になる国、日本。
基準を別の言葉でいうと見本。
つまり、世界の見本が日本です。
『倍音の占星術(松村潔)』で紹介されていた図
(出典:博士に訊け!「帰ってきたウルトラセブン」)
日本列島は世界の縮図のような形をしています。
とくに四国はオセアニア大陸とそっくりですね。
北海道はアメリカ大陸を表します。
アメリカが世界史では最近現れたように、北海道も日本史では最近日本に組み込まれたという相関関係がある。
九州はアフリカ大陸に対応し、長い本州は広大なユーラシア大陸に対応します。
つまり日本は、地形の上でも世界の基準になっているのです(カンタンに言っちゃった(笑))。
日本はその成り立ちから、「二本」を表しています。
約2500万年前、ユーラシア大陸のヘリが引きちぎられ、二つに分かれて二本になって
長い年月の移動によって今の場所で再び合体しました。
合体した場所は糸魚川静岡構造線(断層)を形成。
構造線の西側(西日本)は西洋世界に対応します。東側(東日本)は東洋世界に対応します。
多くの日本人が気づいているように、西日本の人は何となくオープンで、東日本の人はやや閉鎖的です。
これはそれぞれが西洋人と東洋人に対応するからです。
総じて西洋人はオープンで東洋人は閉鎖的なのは、あえて言うまでもありませんね。
西洋と東洋の対比は、世界の2元論の中心テーマでした。
しかし国際化(+オンライン化)が進む未来、西洋と東洋の隔たりは薄れていくでしょう。
地理的には西洋と東洋の違いは残りますが、人類の価値観として新たな2元論が生まれる。
子供を残さないのに、借金だけは未来に残す日本人でいったように、新たな2元論によって、人類は2つのグループに分かれるでしょう(新たな2極化が始まる)。
いま人類は、一つの転換点にいます。
3.11の大震災の後、アセンション(次元上昇)という言葉をしきりに目にしました。
当時は失われたものに目が行ったので、アセンションといわれてもピンと来なかった…。
しかし、3.11の次の段階としてコロナを考えれば、人類の次元上昇に合点がいきます。
つまりコロナの行く末に、賢治が思い描いたテレパシーでつながる未来が見えてきた(⇒コロナウイルスは賢治の描く未来を拓いた)。
テレ○○という言葉が最近よく聞かれるのが、その兆候です。
テレパシーでつながる世界に、空間的な制限は無い。
西洋と東洋の境界は崩れ、新たな価値観が人類を支配し、秩序づけます。
最近ニュースなどで「新しい生活様式」などという言葉を聞きます。
多くの人は従来の延長上に新しい生活があると考え、従来をアレンジした新しい生活をイメージします。
しかし、従来の延長は新しいとはいえません。
まだ見たことのない生き方、それが新しい生活です。
新しい生活は賢治がいったような幸せになる生活です。
新しい生活に至る道すじを、人間が思い描けない場合、強制的に変わらざる得なくなるように、自然は災禍をもたらします。
その第一弾が3.11で、第二弾がコロナだったのです。
それでも人間が新しい生活に変われないのなら、変わらざるを得なくなるような、更なる災禍がやって来ます。
更なる災禍は、3.11やコロナと同様に、未来への推進力としてやって来ます。
そう心得るダブルスタンダードを持つ必要があります(⇒コロナウイルスは賢治の描く未来を拓いた)。