斉藤一人さんのホロスコープ

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今日は斉藤一人さんを取り上げます。

一人さんの簡単な説明をします。

以前は税金を多く納めた人の上位は公表されていました。一人さんは日本の納税額のベスト10に、1993年から12年間入った人です。「銀座まるかん」という健康食品などを扱った事業をしています。

ふつう、高額納税者番付に入る人というのは土地の売却や株式公開に伴う一時的な場合が多いのです。

一人さんは、純粋な事業所得による納税で高額納税者のベスト10入りを果たしたという異色の人です。


ホロスコープでは公的な面を表す太陽が、天上の意志を伝えるといわれる冥王星と重なっています(合)。

冥王星の作用は人間の意志では変えられません。良くも悪くも、天上的な(或いは地下的な)意志に従う人生になります。

不思議な人です。子供の頃はときどき光の玉があらわれて、いろいろなアドバイスを一人さんにしてくれたそうです(笑)。


一人さんは中学校までしか出ていません。早くから社会に出ていろんな経験を積み、10人のお弟子さんを「社長」として全国に配置する事業のしくみを作りました。

生きていく上での実用面、お金とか生活感覚とかを司るのは「地のサイン」です。

ホロスコープをみる前、お金持ちの一人さんはおそらく「地」が多いんだろうな、という予想を立てました。

しかし、実際に作ってみると、「地のサイン」はゼロでした。


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これはどういう意味かなと最初戸惑ったのですが、一人さんの本を思い出すうちに地がゼロでもおかしくはないと思いました。

すなわち一人さんは、お金を稼いで贅沢をしてという小市民的な願いをもっていませんでした。

税金を払うことを自分の人生の意図としていました。

税金を納めて社会の役に立つというのも一つの目標ですが、そういう生き方を人々に示すこと自体が彼の目標であったのだろうと思います。

自分のポルシェにお弟子さんを乗せてドライブした時、一人さんは40キロぐらいしか出さないのだそうです。お弟子さんは、それならポルシェじゃなくてもいいんじゃないの?と思ったそうです(笑)。

つまり、道楽や実用で高級車に乗っているわけではない。

また一人さんはロレックスの腕時計を加盟店の人たちにつけるよう薦めました。

それは儲かっていることを示すことで、お客さんに信用してもらう(怪しまれない)ための「ユニフォーム」として薦めたのです。


このように彼にとってお金は、持っていることを見せることで他人に信用してもらうための「道具」でした。

太陽サインが獅子座なのでやることが派手ですが、スタイルはどうであれお金を一つの教材として人々に生き方を示したのが一人さんだと思います。

「私が死ぬ時まで、私のお金は使われないまま残っている」と一人さんは言っていました。

また「人生なんて、・・・幻じゃないか」ともいっていました。

そういう人生観を持った一人さんであれば、実用性を表す「地のサイン」がゼロであってもむしろ納得がいくと思えました。


《世の中を 暗い暗いと嘆くより 自ら光ってその闇照らせ》

これは一人さんが慕った小林正観という人の言葉です。

太陽を支配星に持つ獅子座に生まれた一人さんは、まさにこの言葉を生きた人だと思います。


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