今回はちょっと気になって西野カナさんを選びました。
この人は明確に結びついた天体がありました。
第7ハウスの金星:若い女性の感性に沿って形成される、わかりやすい社会的キャラクター。愛するよりも愛されたい。
これが堅いんじゃないかなぁと思ったので、それをあてはめて少し調整したのがこのホロスコープです。
私は音楽はあまり聴かないのですが、この人の歌は街で流れているのをたまに聴きます(笑)。
若い女性の感性に沿った歌詞。
金星のあらわすものはファッションや恋愛やグルメ、趣味など、いわゆる女性誌が扱うようなものです。
それがホームグラウンドたる7ハウスにあると、若い女性が好むきらびやかな感性に恵まれる。
太陽も近接しているのでおそらく7ハウスでしょう。7ハウスは結婚相手を選ぶ準備段階の部屋。
西野カナさんの歌の詩には、7ハウス的な恋愛模様が描かれています。
・・・本当は詩の内容はよく知らないんで(笑)、別の観点(ウィキペディア)から彼女のハウスを予想していきました。
ファッションリーダーとしての面
歌詞が若い女性から共感を得ているだけでなく、ファッションリーダーとしての一面もあり、彼女のガーリッシュなファッションが10代~20代の女性から支持されている。 2010年代には彼女がテレビやジャケット写真などで被っていたカンカン帽が、若い女性の間で流行した。(ウィキペディアより)
これが7ハウス金星の影響ですね。
作詞
デビュー以来、ほぼ全ての楽曲の作詞を行っている。デビューするまで全く作詞経験はなく、デビュー・シングル「I」のカップリング「Just a friend」が初の作詞作品になった。「自ら歌う以上、自分の想いを伝えたいし、そうすることで”西野カナ自身のことを知ってもらえる”」と思い、自ら詞を書くようになった。歌詞の書き溜めは一切行わない。作詞は自宅にこもって行う事が多い。詞には自身や身近な友人から聞いた経験談を反映し、熟考して何度も書き直す。それは、インスピレーションで作詞が出来ない為である。曲を聴いてから、その楽曲のカラーや人物像が見えてくると述べ、それは「カラーがあり、ムービーが出来て、そこに台詞を脚本していく」映画作りの感覚に近いという。デビュー当初は日本語をメロディに乗せる事を嫌い、所々に英語にしていたが「伝える」という事を考えた結果、日本語を重視する様になった。しかし、現在も日本語で言いにくい部分は英語詞にしている。1枚目のスタジオ・アルバム『LOVE one.』の頃には、自分の中で作詞の方程式が出来たと語っている。西野の歌詞の特徴として「同じ言葉の繰り返し」が上げられる。これについて西野は、音楽番組『僕らの音楽』出演時に、「例えば同じ“君って”と“君って”という言葉でも、きっとニュアンスや思いが違うので、色んな意味で捉えてもらえるかなと思っている」と説明している。(ウィキペディアより)
まずは「インスピレーションで作詞が出来ない」という部分。
これは12ハウスにドラゴンテイル(不得意分野)が入るところから説明できます。
作家の人はインスピレーションが降りてきて、それを文字に起こす場合が多いそうです。
12ハウスまたは魚座などの影響を受けているわけです。
西野さんのおもしろいところは、魚座を原形とする12ハウスにテイルがあり、かつ太陽サインが魚座であるところです。
魚座太陽の影響は以下の部分にあらわれています。
「曲を聴いてから、その楽曲のカラーや人物像が見えてくると述べ、それは「カラーがあり、ムービーが出来て、そこに台詞を脚本していく」映画作りの感覚に近いという。」
これは映像芸術の才能に秀でた魚座らしい作詞方法です。
なぜ7ハウスの太陽が作詞を出来るのかというと、「詞には自身や身近な友人から聞いた経験談を反映し」ているからです。
つまり7ハウスの人的交流が、魚座的才能によって映像化され、それを文字に起こしたのが彼女の詩なのです。
ドラゴンヘッドも魚座なので、ヘッドが7ハウスにあったなら、インスピレーションも降りてきたかもしれません。
でもこの配置だと6ハウスにあるので、テイルが12ハウス。
映像芸術とインスピレーションという魚座的な才能が分断されたのですね。
「自ら歌う以上、自分の想いを伝えたい
「伝える」という事を考えた結果、日本語を重視する様になった
西野の歌詞の特徴として「同じ言葉の繰り返し」が上げられる。
これらの部分はおそらく、この天体の影響です。
第9ハウスの火星:思想や哲学に熱狂する。考え方を主張するときに、つい強調してしまう。法律、哲学、宗教、政治関係の宣伝に向いている。日常生活の繰り返しにおぼれず、気高い理想や思想を掲げた生き方を主張する。
火星は太陽・月とアスペクトはないのですが、双子座(言語活動を司る)にあるので、歌詞に影響が感じられるのでしょう。太陽とアスペクトがあったなら、もっと思想的な詩を書いたかもしれません。
またMCも双子座なので、言葉や情報を拡散させる彼女の活動にふさわしいと思います。
MCが双子座:社会に最新の情報を流通させて、多様な選択肢を与えるという使命を持っている。情報や言葉を扱う仕事に適性があり、ジャーナリストなどのマスコミ職のほか、セールスなどの職種も向いている。
9ハウスの木星は、大学で英文学を学んだという経歴に関係しているかもしれません。9ハウス・木星ともに海外と思想をあらわすので。
日本の英文学科では文学と語学を学ぶので、9ハウス木星が双子座にある彼女はとくに語学に力を入れたのでしょう。そこで培った英語力を作詞に反映させたのですね。
デビューの時期と大学入学の時期がほぼ同時らしいので、仕事を意識した勉強だったと思われます。
2007年
デビューへの準備を進める一方で英文学を学ぶため大学に進学。(ウィキペディアより)
西野カナさんは何度か海外でホームステイをしているそうです。
幼い頃から海外生活に興味を持ち、小学校5年生のときにグアム、高校1年生のときにはロサンゼルスにホームステイし、(ウィキペディアより)
これは、家庭を表す4ハウスのカスプ(IC)が海外をあらわす射手座にあることで説明がつくでしょう。
4ハウスの天王星・海王星もネット上にはそれらしい情報がありましたが、ウィキペディアには記載がなかったのでここで紹介はしません。
以上西野カナさんのホロスコープでした。
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