NHKの『まんぷく』でヒロインを務めている安藤サクラさんのホロスコープを見ます。今回はハウス予想です。
『まんぷく』は見ていないのですが、Amazonで『100円の恋』を観て予想してみました。
予想のきっかけは、10ハウス・11ハウスの天体の状況です。月はカイロン・パラスと合の範囲です。
『100円の恋』ではボクシングを習う女性を演じました。パラスは両性具有の女神に由来する天体で、一般に男女の間で優劣があるとされる、さまざまな知的特性を統合させた能力を司ります。それがこの映画ではボクシングなのでしょう(双子座は手を表す)。
ボクシングは打撃を受けるため傷を負い、これがMCに近いカイロンが象徴する傷になります。ネタばれ?になるので詳しくは言いませんが、この映画は価格(牡牛座)の安い(→小さい=双子座)女性(月)を表現した作品と思われます。100円に代表される安さとは、自分を卑下した心(月)を表しています。
この配置を『まんぷく』に当てはめると、牡牛座は食べ物を表します。双子座は速さを表します。速い食べ物は即席ラーメンですね。即席ラーメンを発明した日清食品の創業者安藤百福の妻なので、月です。
これだけだと強引な予想です。他の天体に目をやると、1ハウスにセレス(⚳)があったので、信ぴょう性が高まりました。
セレスは農業(農作物・植物)を表す天体です。1ハウスはアイデンティティの部屋なので、彼女を表す何かが植物と関係します。
1ハウスカスプ(アセンダント)は獅子座のため、見せるための植物、観賞するための植物です。
そして乙女座はおそらく、日本を象徴します。
日本を象徴する、観賞するための植物はさくらですね。
安藤 サクラ(あんどう サクラ、1986年2月18日 – )は、日本の女優。旧姓:安藤 さくら(読み同じ)。(ウィキペディアより)
※芸名がサクラである時点で1ハウスでOKとは思いますが、出生時にさくらの名前を受けている方が、より1ハウスセレスらしいですね。そのために本名を調べました。
アセンダントは出生を表し、芸能人一家に生まれたので獅子座はふさわしいです。
家を表すICはさそり座。カリスマティック(さそり座)な家系なのでこれもふさわしいと思います。
家族・私生活
奥田瑛二と安藤和津を両親に持ち、母方の祖父には元法務大臣の犬養健、曾祖父には元内閣総理大臣の犬養毅、再従姉には元国連難民高等弁務官の緒方貞子がいる。(ウィキペディアより)
安藤和津さんはエッセイストなので、月(母)が双子座(文筆業)です。双子座の支配星水星は7ハウスにあり、魚座。魚座は散漫なため散文(エッセイ)になります。
NHKのドラマのヒロインをするまでになったのは、人気を表す月がおそらく10ハウス(キャリアを表す)にあるからでしょう。
加えて公的な立場を表す太陽が、極端な現象を起こしやすい最終度数で、発展を表す木星と合なのも要因です。サイン水瓶座は放送局をあらわします。
水瓶座だけだと俳優としては弱いのですが、魚座(芸能界を表す)の金星(芸術表現)が合なので、豊かな表現力があります。
ホロスコープを俯瞰すると、金星を頂点、10ハウスカイロン、4ハウス火星(&土星)を底辺とする二等辺三角形(Tスクエア)が出来ています(1ハウスセレスを含めるとグランドクロス)。
柔軟サインで構成されるこの複合アスペクトによって、彼女の人生はめまぐるしく回り、どこか傷のある役柄は人を癒やす(カイロン)のでしょう。
以上、安藤サクラさんのホロスコープでした。
このほかのホロスコープはこちらをご覧下さい