今日はタモリさんと旅番組で共演しているNHKの桑子真帆アナウンサーのホロスコープをみます。
土曜の夜にやっている『ブラタモリ』という番組で、日本各地の街などを訪れてその土地の成り立ちなどを探るちょっとマニアックな旅番組です。
ウィキペディアには生年月日の記載がなかったのですが、ネットにあがっていた1987年6月10日というものを信じてホロスコープをつくりました。
タモリさんが好きなので、この番組は録画してみていました。お笑い界の大御所に臆することなく丁々発止の掛け合いを演じるこの人は何者?と感心していました。
タモリさんの笑いの感覚に共演者として的確について行ける人は、アナウンサーはもとよりタレントでもなかなかいません。
6月10日は双子座なのでユーモアのセンスをもっている。これで一つ納得がいきました。
双子座は「小旅行」が好きなので、日本国内を旅するこの番組の案内人は「ハマリ役」だったともいえます。
人物
川崎市出身。鴎友学園女子高等学校、東京外国語大学ロシア・東欧課程(チェコ語専攻)卒業後、2010年入局。最初の3年間を長野で過ごし、2013年4月に広島へ転勤。広島局制作の番組の他、BSプレミアムの『ワラッチャオ!』にも出演。月に1回、東京に出張し収録を行っていた[3]。
2015年度改編に伴う人事で東京アナウンス室へ異動となった。
左利き。小学校時代、『クローズアップ現代』に出演している国谷裕子にあこがれていた。学生時代より鉄道旅行を趣味としている。大学生時代にNHKでアルバイトをしていた話もある。『夜のワラッチャオ!』(2014年3月29日放送、NHK BSプレミアム)にて自らの年齢を「26歳です」と明かしている。
青森放送のアナウンサー・桑子英里は従姉妹に当たる。
ウィキペディアで彼女の人となりを伝える記載はこれだけです。
判断材料は少ないのですが、久しぶりの純粋な好奇心に導かれてハウスを予想してみました。
予想のきっかけは、太陽が6ハウスじゃないかなと思ったところです。
たまたま最近波瑠さんのところで6ハウス太陽について考えてみたので、印象が残っていました。
桑子さんは普段はニュースを読んでいるそうですが、広く知られるきっかけになったのは『ブラタモリ』のアシスタントの仕事。
つまりアシスタントの仕事で桑子さんの本領を発揮できたから、タモリさんや視聴者に認められたのだろうと考えたのです。
第6ハウスの太陽:要求される仕事をこなすことに忠実。誰か有能な人に忠実に従い、秘書的、弟子的な立場でなら、優れた能力を発揮する。困難なテーマを、慎重に取り組むことで乗り越える。
検証に役立つのはアスペクトです。
ところが彼女のアスペクトは少ない。
月は金星とのオポジションのみ。
太陽は木星とのセクスタイル、土星・天王星とのオポジション。カイロンとの合。
アスペクトは遠い天体ほど強い影響力をもちます。
そういう意味では天王星>(カイロン>)土星>木星です。
ただ、オーブが小さいほうが当然影響力が強いので、それを考慮すると
土星>天王星>(カイロン>)木星ぐらいでしょう。
太陽と土星のオポジションはまじめな人格を形成します。
彼女がNHKを選んだ(NHKに採用された)のはこのアスペクトの影響もあると思われます。
一方、月の唯一のアスペクト金星とのオポジションは多くの人に愛想を振りまくキャラクターを生み出します。5ハウスの金星なので自己表現的な活動のなかで愛想を振りまくことになる。
おそらく、彼女がアナウンサーを志したのはこのキャラクターをいかせる職業だからでしょう。
太陽と月のアスペクトを読み解くと「NHKのアナウンサー」らしい人物だと分かります。
桑子さんの月サインはさそり座。
なんとなく違和感があったのですが、太陽を6ハウスに置くと月は11ハウスあたりになります。
11ハウスの月:物おじせず、ナチュラルに人に対することができる。 親しい人が多くても、親密な関係になることは比較的少ない。
さそり座にとって11ハウスは真逆の性質を持ちます。
狭く深く人間関係をつくっていくさそり座に対し、11ハウスのテーマは広く浅く人間関係をつくること。
これが彼女のなかでジレンマになっているかどうかは分かりませんが(そもそも11ハウスかどうかも決まってませんが(笑))、私の最初の違和感はなくなりました。
ニュースを読む仕事では月はあまり発揮されませんが、旅番組ではかなり出てくるはずです。
彼女にはさそり座のベタベタ感が少なく、サラッと感がある。それは11ハウスに在室しているからかもしれません。
アセンダントは射手座と予想しました。
なぜかというと、彼女の出身大学が東京外国語大学だからです。「海外」への発想が射手座(海外に関係)のアセンダントからわき起こったのだろうと。
面白いのは、彼女のドラゴンヘッドがこの予想では3ハウスにあることです。必然的にドラゴンテイル(発展しない分野)は9ハウス(海外・思想の部屋)になります。
これは、東京外国語大学を出たけれど就職したのはNHKだったという彼女のキャリアを説明してくれます。
外国語教育の最高峰とはいえ受験英語ならばテクニック(3ハウス)で通用します。
だからこの配置でも矛盾はないと思います。
アセンダントがズレて山羊座の場合でも、土星が射手座にあるため、海外志向がルール意識として太陽に働いたという解釈もできます。
あと雰囲気かなぁと思ったのは1ハウス海王星です。
第1ハウスの海王星:神話から抜け出してきたような容貌と人格の持ち主。はっきり一本化できないアイデンティティーを持つ。天然ボケ。
桑子さんの印象は人それぞれですが、わたしは「神話顔」だと思いました(笑)。
タモリさんとも臆することなく渡り合っている、という印象が彼女にはありました。
それは11ハウスの月がフレンドリーなキャラだからというのもあります。
その他に7ハウス火星の影響もあると思います。
第7ハウスの火星:相手の攻撃性のなかに、自分の意志を投影する。対人関係は力関係によって均衡が保たれる。
これはローラさんのタメ口の原因になったと予想した天体です。
つまり、相手がそう来るならこっちもそのぐらいはやるよという力関係を意識した対人関係があらわれる。
ローラさんは生意気ですが、桑子さんは生意気ではありません(笑)。
なぜなら火星に太陽・月とのアスペクトがないから。
ただ、7ハウス火星の素質は持っているなとわたしは感じたのです。
軽井沢の回のときに、二人が歩いていると観光客から声をかけられたんです。
「ブラリタビ!」と。
すかさずタモリさんが
「ブラリタビじゃない(笑)」、といったのですが、
桑子さんががタモリさんに返した言葉は、
「似たようなもんですけどね(笑)」
というものでした。これは普通は言えない言葉だと思いました。つまり、この言葉には謙譲の配慮が欠けているのです。
ブラタモリはタモリさんの番組なので、アシスタントが「似たようなもの」と番組内容を総括するのは行き過ぎているのです。かといって彼女が常識のない人物とも思えません。
ここに7ハウス火星的な(対等な力関係を意識する)性質を感じました。
また火星と水星の合は機敏な動きをあらわすので、彼女の素早いリアクションに貢献していると思われます。
以上桑子真帆さんの予想ホロスコープでした。
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