今回は紅白歌合戦初出場、星野源さんのホロスコープを予想してみました。
ウィキペディアの冒頭にこんな記載がありました。
星野 源(ほしの げん、1981年1月28日 – )は、日本の俳優、ミュージシャン、文筆家、映像ディレクター。埼玉県蕨市出身。インストゥルメンタルバンドSAKEROCKのリーダーとして、主にギターとマリンバを担当。所属はアミューズ(音楽業)、大人計画事務所(俳優業)。ライターとしても多数の連載を抱えているアーティストである。
色々な活動をしている人のようです。
前回の大谷翔平選手もそうだったのですが、活動が複数になるときは双子座が関わる場合が多いようです。
しかし星野源さんは双子座の天体をもっていません。
芸能人は獅子座の天体をもっている場合が多いのですが、彼はドラゴンヘッドのみ。
そしてドラゴンテイルが太陽に重なる(合)ため、太陽の力がやや無力化されています。
以上が出生時刻関係なしに分かることです。
こちらがハウスを予想したホロスコープです。
予想のきっかけはアセンダント双子座ですかね。
活動が多岐にわたるにもかかわらず、双子座の天体をもたない。そこからアセンダントが双子座と予想しました。
このとき5ハウスに冥王星が入りました。これが星野さんらしいかなと思います。
第5ハウスの冥王星:時代性に無関係な、独自のクリエイティブなセンスを持つ。自分の人生を演出するときに、とかく極端なドラマに傾斜しやすく、中庸がない。性の冒険に走りやすい。 ジョークは極端。
星野さんは下ネタが好きみたいなので、この天体がふさわしいでしょう(笑)。
子供の頃に「うんこ」を漏らして以来あだ名が「うんこ」になった、という話をよくするそうです。
芸能人で「うんこ」の話しをする人はあまりいない(笑)のですが、「うんこ」という言葉を躊躇なく使えるところに5ハウス冥王星の性質を感じました。
冥王星が天秤座にあった時代1971年頃~1984年頃は、極端な経験(冥王星)が人間関係(天秤座)で多くなりました。
いじめが多かった時代といわれます。上記のエピソードからもわかるように、星野さんもいじめられていたようです。
彼が明るくなるきっかけを与えてくれたのはクレイジーキャッツだったそうです。
ハナ肇とクレイジーキャッツの大ファンであり、映画『大冒険』の挿入歌「大冒険マーチ」を星野本人は、”神曲”と呼ぶほどである。
好きになったキッカケは植木等主演のドラマ『オヨビでない奴!』を小学生時代に見てからであり、当時は髪が長く、暗かった星野が、植木等の無責任で明るい所に元気をもらっていたのと、ドラマ内でクレイジーキャッツの曲が流れていたのを聞き、ファンになったという。(ウィキペディアより)
星野さんの月はアスペクトが少なく、カイロンとのオポジションぐらいしか見るべきものがありません。
太陽とのスクエアもありますが、太陽自体がドラゴンテイルと合で無力化されているため考慮しません。
傷やトラウマをあらわすカイロンは牡牛座にあります。牡牛座のカイロンは物質的な面での価値に関する傷と関係しています。
物質=所有物と考えれば、「自己イメージ」に関する問題も含まれるでしょう。
「当時は髪が長く、暗かった星野が」という部分です。
オポジションですから、自己イメージの問題意識が常に月に働きかけている。月は変容のサインさそり座にあります。誰かに自己イメージを投影することで、自己変革しようとしたのです。
それが「植木等の無責任で明るい所に元気をもらっていた」という部分です。
これだけだと彼の活躍は説明しきれないです。多彩な活動を実現する「能力」が不十分。
それを補足するのは、3ハウスのドラゴンヘッドです。
3ハウスドラゴンヘッドをもつ人は言語能力・知識・技術取得能力に秀でる。これが獅子座にあるために、観衆や聴衆や読者を想定した能力として開花したのですね。
(以下2017/4/15追記)
見直したら星野さんの太陽は無力化されていないようでした。
なぜかというと3ハウスドラゴンヘッドが獅子座にあるからです。
行動するのは天体です。
3ハウスや獅子座に天体はなく、空室の3ハウスも、ドラゴンヘッドもサインの支配星に行動を頼ります。
獅子座の支配星は太陽。
太陽はドラゴンテイルと合でありながら、ドラゴンヘッドの役割をになうことになります。
太陽が活きていれば、グレート・コンジャンクションと呼ばれた木星-土星合(天秤座)とのトラインも活きます。世間に対する(天秤座)時代規範の代表者(木星-土星合)となりそうです。
太陽が活きていれば、太陽・月・カイロンの固定サインのTスクエアが成立し、太陽は先端の天体として活躍しそうです。9ハウスはメディアで、水瓶座は天王星が支配しますから放送局が暗示されます。テレビやラジオでの活動は太陽が起点となったのでしょう。もちろん9ハウスは出版メディアもあらわしますから、本の出版は9ハウスの天体が受け持ったはずです。
この予想ではカルミネート(MCに最も近い)天体は水星。文筆家を象徴していますね。それと同時にMCは魚座ですから、癒し(魚座)の効果がある文章なのかもしれません。
魚座は芸能もあらわしますから、芸能の魚座と見た場合は水星は楽器となり、あるいは水星は演技(水星→乙女座→台本に沿った芸能)ともなります。
活動が多岐にわたるゆえんは、予想のキッカケとしたアセンダント双子座です。
アセンダント双子座→支配星は水星→活動が多岐(双子座)にわたる、というわけです。
こうしてみると双子座や獅子座に天体がないことが、星野さんのユニークな活躍につながったようです。
もし双子座あるいは1ハウスに天体があれば、発想(アセンダント)は水星に集約されなかったかもしれません。もし獅子座あるいは3ハウスに天体があれば、エンターテイナー(獅子座)としての活動は太陽を頼らなかったかもしれません。
ドラゴンヘッドのサインの支配星でもあり、ドラゴンテイルとの合でもある星野さんの太陽は、不思議な存在です。
今回星野さんの記事を見直したのは、本屋でダ-ヴィンチという本を見かけたからでした。文筆家としての星野源が特集されていて、その中で〆切間近の校正作業の様子がマンガ化されていました。
暗闇の中で作業する姿が、太陽とテイルの合を象徴していると感じました。太陽とテイルの合をもつ人は、日の当たらない場所や孤独な環境に置かれることが多く、あるいは活動が真夜中になることが多いのです。作家仕事や深夜のラジオ番組にあらわれていますね。
星野源さんのホロスコープでした
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