女性初の内閣総理大臣
衆議院本会議で内閣総理大臣に首班指名(2025年10月21日)
2025年10月21日午後1時47分、首班指名選挙により第104代内閣総理大臣に選出された。女性議員の内閣総理大臣選出は日本の憲政史上初めてのことである。(Wikipediaより)
日本で初の女性首相になった高市早苗さんのホロスコープを見ます。本人HPのコラムから朝5時ごろの生まれが想像できます。
「あと5時間くらいは49歳」には4時台生まれのニュアンスもありますが(たとえば5時10分の生まれなら5時間は確実なので、「あと5時間は49歳」と言うハズ)、その推理が正しいとは限らないので、5時で作りました。MCが射手座ですが、4時50分生まれだとMCがギリ蠍座になります。
MC自体は射手座でも蠍座でも政治家向きですが、射手座の場合、支配星木星は山羊座の12ハウスにあり、土星と合。MC蠍座の場合、支配星冥王星は乙女座の7ハウスにあり、ドラゴンヘッドと合。どちらも上半分(南半球)なので、社会との関わりが強く、政治家らしいです。
ただし、高市さんの場合、某連立政党が逃げていくほど政治思想が右翼的と言われてますので、右翼色が強烈に出やすいのはMC射手座(思想)→木星山羊座(保守)+土星(保守)の配置かなと思います。
保守(右派)とは体制(過去)を保ち守る思想ですので、過去を意味する山羊座および土星が重要指標になります。
一方の冥王星も、この出生図ではもっとも重要な天体の一つです。
月―カイロン―火星を結ぶ大三角形(グランドトライン)が形成されており、カイロンからオポジションが冥王星に伸びてカイトが成立するからです(カイトにより大三角のスムーズなエネルギーが現実化され得る)。
冥王星は政府を象徴する天体で、死と再生を表す不可抗力でもあります(すでに連立政権の死と再生でその威力を発揮している)。
獅子座をカスプとする7ハウスにあり、前回中森明菜さんでも言いましたが、7ハウスは自分と社会(の構成員)の関係を担う部屋でもあるため、選挙で有権者の支持を集めるには最強の配置ともいえます(偶然にも明菜さんも冥王星は7ハウス)。
火星は5ハウス蟹座ですが、カスプが双子座(選択を表す)のため、選挙(双子座)で仲間(蟹座)を集めるのにエネルギー(火星)を注ぐとも読め、冥王星&蠍座月の根回し力も効果的に機能し、首相になったのでしょう。
1ハウス・カイロンの役割ですが、女性である(1ハウス)がゆえに男性優位の政界では能力に見合った機会を与えられず心の傷(カイロン)になり、自らを奮い立たす原動力になったとすれば、カイロンが果たした役割は大きいといえます。両性具有を表すパラスも合で、カイロンの意図と合致し、男性優位の政界での女性初に貢献したと考えられます。
アセンダントは水瓶座で、発想自体は革新的です(アセン水瓶&MC射手なら、大谷翔平さんと同じ)。
太陽は1ハウスにあり魚座。アスペクトが少ないものの、唯一のアスペクト(トライン)が、キャリアのカギを握るMCに最も近い天体(海王星)なので効果的です。
海王星(♆)と政治はそれほど結びつかないのですが、福祉(♆)や仮想現実(♆)に力を入れるか、今回のような離合集散(♆)が頻発するか、はかない(♆)政権になるか、答えはこの海王星が知っています。
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