彼女のハウスを予想するのは難しかったです。
最終的にここかなというホロスコープはできましたが、ほかの予想に比べて自信ないです。
私は彼女に対するイメージが少なく、ウィキペディアを読んでいても、材料になるようなエピソードが少ない。
元ヤンキーというのは大きな予想材料ではないかな。すごい大暴れしたとかなら別ですけど。
いままで予想した人は、何かしら取っかかりとなる材料があって、そこから太陽ハウスなどを思い浮かべることが出来たのですが、何も浮かばなかった。
難問でした。
でも難しいということに強引に関心を寄せて、やってみました。
まず、ヤンキーというキーワードから水瓶座が連想されます。占星術のお約束的なものです。
木下さんの場合は水瓶座がなかったので、水瓶座を原型とする11ハウスに何か入っているはずだ、と考えました。
そうこうしてたどり着いたのが、このホロスコープ。
攻撃性を表す火星を11ハウスに。
そうすると見切り発車的な1ハウス太陽にもなるので、これでもおかしくはありません。
ただ、2ハウス海王星とか6ハウス月とかやや不可解な天体もあります。
そんな中ネットで以下のような情報に突き当たりました。
木下優樹菜が朴 優樹菜でショック
○
木下優樹菜
(本名:朴 優樹菜)
在日韓国人3世
父親は、民団の地区幹部でもある生粋の反日
○
「お宝ガールズ」という雑誌(9月号P37)に109店員時代の木下優樹菜が本名で載ってた・・・
朴 優樹菜(パク・ユキナ)
なるほど、朴(パク)という字を2つに分けて木下にしたわけだな・・・
これをみて思いついたのが、「8ハウスの天王星」です。
第8ハウスの天王星:人への感情の抱き方が独特なので、誰も好まない人を好んだり、また風変わりな感情のリアクションをする。伝統や歴史を否定する。気質の「変容」に強い関心を抱き、先祖の遺産を平気で投げだそうとする。
ウィキペディアの脚注にも109で働いていたという情報がありました。
“^ なお、スカウトされる前は109でショップ店員をしていた。”
天王星を8ハウスに入れたあと微調整したのがこのホロスコープです。
彼女の特徴をついていると思ったのは以下の天体です。
第7ハウスの土星:自分に対する厳しさが不足しているために、パートナーから試練を与えられることで人生のバランスが取れる。女性は、父親イメージを投影できる年長者と結婚しやすい。 社会活動は、実力者や権威者から薫陶を受けてはじまる。
第8ハウスの金星:他者と深く結びつくところに喜びがある。なじみやすく、甘え性のところがある。もらい物が多くなる。愛するより愛されることに執着する。
7ハウス土星の「年長者」という部分では、夫の藤本敏史さんは17歳年上です。「実力者や権威者から薫陶を受けて」という部分は島田紳助さんに取り立てられたところを連想させます。
あとは人気運の「1ハウス月」も彼女らしいですね。
このホロスコープを俯瞰すると、7ハウスと8ハウスに天体が集中していることがわかります。
よく7ハウスが結婚の部屋と呼ばれるのですが、松村潔さんはこのようにいっています。
しかし実際には、結婚生活は第8ハウスが示し、第7ハウスはその結婚生活に入る前の相手の選択の試行錯誤を意味しています。
思えば、木下優樹菜さんは結婚や出産にまつわる話題をえんえんと提供しているような気がします。
つまり、結婚生活が強調された人生といえる。
すると第7・第8ハウスが強いこの予想ホロスコープは合っているのかなという気もします。
あと、予想とはいえこのホロスコープは微妙な調整が必要でした。
というのも、天王星と土星が接近しているために厳密な線引きを強いられたからです。土星が8ハウスに入ると別な人になってしまいます。
天王星を8ハウスに残して土星を7ハウスに入れると、必然的に月がアセンダントに乗るような形になるのです。
彼女は168cmと女性としては高身長なのですが、これで納得がいきます(アセンダントに天体が乗ると高身長になりやすい)。
あと、最初に取りあげた11ハウスにはドラゴンヘッドが入りました。結果的には、まあまあ良い予想かなとも思えます。
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