奥菜恵さんのホロスコープ

スポンサーリンク
LINEで送る
Pocket

今回は2度目の離婚のあと、年下の俳優との交際をほのめかした奥菜恵さんのホロスコープを見ます。

出生時刻がわかっているために、今回はハウスが確定しています。

奥菜恵


芸能界ではあまり目立たない存在ですが、彼女のホロスコープはとても際立っていて、色々考えさせられました。

彼女の結婚に関する経歴をウィキペディアから引用します。

2004年1月にIT関連会社のサイバーエージェント社長藤田晋と結婚。2005年7月に離婚した。
2009年3月12日、妊娠・再婚を発表。相手は同い年の一般男性で、都内の会社員。同年9月15日、第1子となる2984gの女児を出産。
2010年10月23日、第2子を妊娠中である事をブログで公表、2011年5月4日、第2子である3480gの女児を出産。
2015年9月2日、離婚を正式に発表。

この辺の事情を詳しくまとめたネット情報がありましたので、それを簡略化して引用させていただきます。

2008年に発売された自叙伝『紅い棘』によると、10代の後半に付き合っていた彼が「怒りの矛先を暴れるという形で私に」向けたと書かれており、DV被害に遭っていたことをほのめかしています。この彼というのは、当時交際が報じられた12歳年上のギタリスト・瀧川一郎ではないかと思われます。
とはいえ10代後半の奥菜恵は、多少の恋愛報道はありつつも「清純派アイドル」という世間の認識でした。これを一変させて「魔性の女」というイメージを植え付けてしまったのは2001年、奥菜恵が21歳のときに発売された『ブブカ』でのスキャンダルです。
『ブブカ』では、名前こそ伏せられているものの、押尾学との”ニャンニャン写真”が流出しました。
イメージダウンした奥菜恵ですが、2004年に大きな転機が訪れました。それは飛ぶ鳥を落とす勢いだったIT企業社長、藤田晋との結婚です。しかしこの結婚生活は長く続かず、1年半ほどで離婚。自叙伝『紅い棘』には何かにつけて「金はあるんだから」という姿勢の藤田に違和感を覚え、心が離れていったと書かれています。
しかし当時の週刊誌によると、奥菜恵が舞台で共演した山内圭哉と不倫していたという報道もあり、両者の主張は食い違っているようにも感じます。
藤田の離婚後は、自叙伝によると年下の彼と付き合っていたそうですが、その彼に何度も何度も浮気されたとのこと。ネットではその彼こそ、先日ホリエモンが「奥菜恵を寝取った俳優S」を暴露して話題になった斎藤工ではないかという意見が多いです。
2007年には事務所の退所、引退報道もあった奥菜恵ですが、2009年に同い年の一般男性とデキ婚し、同年9月に長女、2011年5月には次女をもうけます。
順調な結婚生活に見えたのですが、昨年には離婚調停中だという報道があり、そんな中で木村了の交際が明らかになります。
そして昨日、奥菜恵のブログで正式に離婚したとの報告がありました。これで心置きなく、奥菜恵は木村了と結婚するのでしょうか。


入れ替わり立ち替わり、という感じですが・・・。

魔性の女の性質がホロスコープに表れているかというと、奥菜恵さんの場合は表れています。

彼女のホロスコープでは「愛されたい」という欲求がとても強調されている、と感じました。

まず、入れ替わり立ち替わり男がやってくる原因は双子座の7ハウス火星かもしれません。

これはノーアスペクトです(マイナーアスペクトは考慮しない)。

奥菜恵アスペクト表

7ハウスは結婚相手を選ぶ段階を表しています。

あるいは結婚に限らない一対一での対人関係をも表します。仕事上のパートナーとか。

女性において火星は婚外の男性を、太陽は配偶者を象徴します。婚外の男性との付き合いが長くなると、火星から太陽に意識が変化するのですね。

結婚相手を選ぶはずの7ハウスに単なる男性性を表す火星がポツンと入っている。7ハウスにありながらノーアスであることは、何の意図もなく男性が現れることを表します。

さらに火星が双子座にある、ディセンダントも双子座にある。ディセンダント双子座は対人関係の豊富さを表します。

これらを統合すると、結婚相手の候補として、入れ替わり立ち替わり男が現れる。

必ずしも結婚相手との人間関係ではない7ハウスが、双子座の火星がノーアスで在室することで、「明確な目的を持たずにいろいろな男と付き合う、あわよくば結婚へ」という性質にほぼ限定されてしまいました。

火星がノーアスならなにも起こらないんじゃないか、と思うかもしれませんが、婚外の男性(火星)というのは女性にとっては7ハウス的なテーマなので、意図が共振して現象が活発にあらわれるのでしょう。

ただ、ホロスコープ全体の意図が7ハウスの状況と矛盾するならば、あるいは入れ替わり立ち替わり・・・という状況は起こらなかったかもしれません。

しかし奥菜恵さんの場合は、全力で7ハウス火星をサポートするようなホロスコープなのです。


彼女の恋愛観を確認するために恋愛をあらわす5ハウスの支配星の流れを追ってみます。

5ハウスのハウスカスプは牡羊座です。

牡羊座の支配星は火星です。火星は7ハウスにあります。つまり、5ハウスが恋愛をあらわすとすると、恋愛は7ハウスの意志と結びつきやすいのです。

7ハウスの意志とは、結婚相手や仕事上のパートナーなどとの人間関係です。結婚相手の選び方は7ハウスに表れています。ここにはノーアスの火星が在室しています。仮に火星が無力化された天体だとすると、7ハウスの意志は支配星の流れにゆだねられます。

7ハウスのカスプサインは双子座。双子座の支配星は水星。水星は8ハウスにあります。8ハウスは結婚そのものですから、これは婚活が結婚に結びつきやすい状況を表しています。

つまり支配星の流れが5ハウス(恋愛)→7ハウス(婚活)→8ハウス(結婚)と無駄がないのです。結婚とはふつうは大きな労力と時間を要するものなので、もし一度失敗したらもうコリゴリという人が多いのです。

いっぽうで何度も結婚できる人は、彼女のように簡単に結婚まで行ける流れがある人なのでしょう。


特徴的なのは、5ハウスのカイロンです。

カイロンは心の傷をあらわします。子供の頃に負った心の傷を癒していくことで人生の問題が解決されます。

恋愛をあらわす5ハウスに位置するカイロンは「愛されたい」という欲求を表しています。

つまり子供の頃に自己表現を抑えつけられた傷をもつがゆえに、その傷をなめてくれるような愛を求める。傷の原因は知る由もありませんが、10代後半に付き合ったというDV男かもしれません。

カイロンは牡牛座にあり、これは物質的な欠乏感の傷をあらわします。そして5ハウスのカスプは牡羊座。牡羊座は自己承認を表します。

これらを統合すると、愛されることで自分を認めてもらい物質的な豊かさを充足してもらいたい、という感じになります。これを手っ取り早くいうと「いい人と結婚したい」という願いになります。

愛されたい欲求をもつカイロンは、実は配偶者をあらわす太陽とスクエアなんです。今一度アスペクト表を・・・

奥菜恵アスペクト表

これが結婚相手と食い違いが起こる原因のひとつです。つまり結婚では傷が癒されない可能性がある。


奥菜さんの太陽は多くのアスペクトをもっていて、土星以遠の影響力の強い天体とはアスペクトのオンパレードになっています。

これは、良くも悪くも運命に振り回されやすいということです。土星外天体の影響は制御できないので。太陽を配偶者に見立てるならば、配偶者を選ぶ経路が色々あるということになります。

アスペクトの性質をまとめると、

太陽―カイロンのスクエア:人生の苦悩を表現するために、最大限の努力をする。

太陽―天王星のスクエア:性急で独自の見解が派手に表れる。行動が早めあるいは衝動的なので、周囲の人々の思惑を無視して自己主張する。

太陽―海王星のトライン:願望をリアルに描くことで、現実を引き寄せる。努力なしで幸運にあずかる。

太陽―冥王星のセクスタイル:友人や知り合いなど他者からやってくる力づけを受けて、目的意識が前進しやすい。

これらが同じような力関係で、奥菜さんの目的意識、配偶者意識に影響します。

思えば、最初の結婚相手サイバーエージェントの藤田社長とは共通の友人の紹介で知り合った、という記憶があります。大金持ちと結婚してなにが不満なのかとも思えますが、自分では制御できない力が彼女に働いたのでしょう。


太陽サインは獅子座です。これは彼女が芸能界に飛び込んだきっかけでしょう。太陽に金星が重なり、木星もややゆるめに重なっています。

金星との合は華やかさを醸し出します。アイドル・女優として活躍できた理由ともいえます。一方で太陽と金星の合は「愛されたい」という気質を表します。

木星が重なっているので幸運がすぐにやってくる。太陽を配偶者と見ると、太陽と木星の合は結婚運の強さを表します。

つまり彼女のホロスコープは結婚指向や愛され欲求がとても強調されているのです。

そもそも結婚生活を表すのは8ハウスです。7ハウスは婚活的な段階。7ハウスより深い結びつきが8ハウス。セックスや遺産という意味も派生してきます。

8ハウスに太陽・金星・木星・水星が在室しているということは、やはり「結婚」が強調された人生なのです。

以上奥菜恵さんのホロスコープでした。

(2017/2/24 手直し)


この他の有名人はこちらをご覧下さい

有名人のホロスコープ一覧

LINEで送る
Pocket

スポンサーリンク