剛力彩芽さんのホロスコープを見ていきます。インスタで出生時刻が公表されています。
「剛力彩芽」のアイデンティティ(私たちから見た印象)をつくるのはアセンダントです。アセンダントには小惑星のパラスが乗っています。
パラスは両性具有を表す天体です。人間は誰でも、両性具有的な分野をもっています。女性は男っぽい分野がどこかにあるし、男性は女っぽい所がどこかにある。剛力さんの場合はアセンダントにピッタリ乗っているので、印象が男っぽい。顔や髪型がボーイッシュで、名前も男っぽいですね。
男らしさに拍車をかけるのが、アセンダントのオポジションにある火星(男性性を表す)。剛力とは歩荷(ぼっか)などを生業とした人達だそうです。つまり運び屋と考えると、火星の双子座(移動)の影響が名前に出ている。
まるで男みたいな人かと思いきや、アセンダント射手座の支配星木星は9ハウスにあり、金星と合。金星は女性性を表す天体で、金星が最もMCに近い(カルミネート)天体なので、彼女は女性らしく輝く。
10ハウスの小惑星ベスタも金星と共にカルミネート天体です(MCに対してほぼ等間隔ですが、金星が優位なのは、MCが天秤座で支配星が金星だから)。ベスタは炎のマークが示すように祭壇の火を守る女神で、処女性をあらわす天体。金星と共に彼女を女性らしくしています。
金星は労働を表す乙女座で9ハウスなので、メディア(9h)の仕事になりそう。雑誌のモデルやテレビドラマの仕事が連想されますが、実際にそうなったのは、支配星の水星が獅子座(パフォーマンス)にあるからでしょう。
水星はカイロン・月と合で、獅子座の支配星太陽は9ハウスにあり乙女座。支配星の流れは水星と太陽を行ったり来たりします。ただ問題は、太陽がノーアスペクトであること。
正確に言うと、#a→Lilith (o)→リリス(真位置)とのオポジションがあります。しかし普通はリリスまでは見ないので、剛力さんの太陽はノーアスと認識されるでしょう。
実際にも、1年半交際して、結婚してもおかしくはなかった前澤友作さんと破局します。つまり、女性にとって太陽は夫の象徴であるため、ノーアスの太陽を持つ女性は結婚しにくいのです。
太陽は仕事を意味する天体でもあります。
剛力は「芝居は好きで、舞台もテレビも辞めたくはない。でも、仕事をせずに月旅行の準備だけしていていいのか」と不安が募り、特に「前澤氏に自分の言葉が伝わらない」ということを悩んでいたようだ。
「彼女が懸命に『付き合ってはいきたいが、仕事にも戻りたい』と説明しても、前澤氏には『もう、そういうのいいから』といなされてしまった。そんな剛力を所属事務所は非常に心配していました」(前出・知人)(週刊文春ネット記事より)
女性にとって結婚と仕事を両立するのは難しいのです。ましてやノーアスに近い彼女では無理だった。なぜなら太陽は、夫あるいは仕事を象徴する天体だから。
今の世の中は、女性の社会進出を勧める一方、晩婚化・少子化を食い止めようとしています。
それは、矛盾。
占星術的に言えば、女性の社会進出を進めるならば、少子化は止まらないし、少子化を止めるには、女性の社会進出を抑えなければならない。
どちらも譲れないなら、行きつくところまで行って、出産?の新しい形が始まるのでしょう。
それはさておき。
太陽と唯一アスペクトを持つリリス(真位置)は2ハウスにあり、お金持ちと読めます。魚座はファッション(流行)と関係するので、ZOZOTOWNがイメージされ、リリスのアスペクトも無視できないと思いました。
リリスは月の遠地点で、魚座は宇宙を表します。すると月旅行で話題になった前澤さんにつながります。
「芝居は好きで、舞台もテレビも辞めたくはない。でも、仕事をせずに月旅行の準備だけしていていいのか」
ここだけを切り取ると笑ってしまいます。それほどに現時点では、月を旅行先と考えるのは現実離れしている。
月見をする分には月は身近な存在だけど、行くとなると月の距離感は途方もなく遠い。その遠さを月の遠地点、リリスが表しているのかもしれません。
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