オノ・ヨーコさんのホロスコープ

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世界で最も有名な日本人は誰か?

という類のランキングで必ず挙がるのが、オノ・ヨーコさんです。

オノ・ヨーコ(小野 洋子、1933年2月18日 – )は 東京出身の前衛芸術家、音楽家、フェミニスト、平和運動活動家。ジョン・レノンと共に平和活動、音楽、創作活動を行ったことでも知られている。(ウィキペディアより)

彼女は前衛芸術家で、自身の為した功績もありますが、有名なのはジョン・レノンだったから。

オノ・ヨーコさんの出生時刻は公表されています。


2018年度の「有名人のホロスコープ」の投稿は1ヶ月に数本を見る、というものでした。

11月に見たのは、池上彰さん、泉里香さん、安藤サクラさん、篠原涼子さん、そしてオノ・ヨーコさんでした。これらの共通項は、小惑星が重要な意味を持つホロスコープ。

池上彰さん→パラス・セレスが重要
泉里香さん→ベスタが重要
安藤サクラさん→セレスが重要
篠原涼子さん→パラスが重要
小松由佳さん→パラスが重要
オノ・ヨーコさん→ジュノー・セレスが重要


ジュノー(⚵)は結婚を司る小惑星です。

オノ・ヨーコさんの1ハウスジュノーは、結婚(ジュノー)がアイデンティティ(1ハウス)になる人生を暗示しています。


結婚に関連するサイン・天体は、天秤座・さそり座・月・金星・木星などです。

ジュノーは天秤座とさそり座に関連し、結婚を司る。ジュノーの結婚への貢献は、ジューンブライドという言葉に残されています。つまりジュノーはジューン(6月)の語源なのです。6月の花嫁が幸せになるのは、結婚を司る女神ジュノーに祝福されるから。

6月、つまり月に関係するのは、ジュノーが月経の周期も支配するからです。月経の周期は暦に利用され、秩序ある時間の流れを象徴しています。6という数字は秩序をあらわすため、特に6月がジュノーに割り当てられたのでしょう。


さて、彼女のMCは蟹座。ここにもの要素があります(蟹座は妻を表す)。蟹座の支配星月は、3ハウスにあり射手座。

射手座は外国を表し3ハウスはイギリスを連想させます。

なぜかというとイギリスは言語(3ハウス)に特徴があるからです。イギリスの母国語・英語は世界語ですね。

つまり彼女の社会的頂点であるMCサイン蟹座の支配星を辿ると、イギリス人の妻になる事が暗示されています。MCに始まる10ハウスにはカリスマを表す冥王星があり、彼女自身のカリスマ性と共に、家族(蟹座)のカリスマ性を表しています。

冥王星は、安田財閥に由来する小野家の、社会的(10h)なカリスマ性でもあります。


生い立ち
1933年2月18日、小野英輔・磯子の長女として、東京で出生。洋子・啓輔・節子の3人きょうだいであった。

父親は、日本興業銀行総裁を務めた小野英二郎の子であり、ピアニストから銀行員に転じ、ヨーコが生まれたときは横浜正金銀行のサンフランシスコ支店に勤務していた。母親は、安田財閥の祖であった”安田善次郎の孫”である。 安田善次郎は1921年に82歳で暗殺されている。

1980年代以降
1980年、ショーンが5歳になったことを契機としてレノンは音楽活動を再開し、同年11月17日に共作アルバム『ダブル・ファンタジー』を発表する。しかし、その後間もないの12月8日にレノンは自宅、ダコタ・アパートメンツ前でマーク・チャップマンによって射殺された。チャップマンの銃口はオノにも向けられたものの一難を逃れている。(ウィキペディアより)


彼女の太陽は5ハウスにあり、水瓶座の最終度数です。5ハウスは自己表現の部屋。水瓶座は未来志向を表し、最終度数は極端な現象をあらわします。極端に未来志向な自己表現を前衛芸術といいますね(水瓶座の太陽だけでは芸術になり難いが、魚座(芸術を表す)のセレスと合なので、芸術性が強まる)。

一方で、女性の太陽は夫を表します。

水瓶座はグループ活動を表し、最終度数なので究極的なグループ(ビートルズ)。音楽のグループだったのは、前述のように魚座のセレスと合だからです。


転じて、最終度数は涙の度数とも呼ばれます。悲しいことが起きる可能性がある。

悲しいことはジョンの暗殺で、約60年前に起きた曾祖父の暗殺が再現されました。

60年の間には木星が5度巡回します。土星は2度巡回します。いずれも大きな影響を及ぼす天体です。

各暗殺日の経過図を出すと、なんと


曾祖父が暗殺された日の経過図(外周のの天体)


ジョン・レノンが暗殺された日の経過図(外周のの天体)


オノ・ヨーコさんの出生図に当時のそれぞれの経過図を重ねると、いずれも12ハウスにおいて木星と土星が合。

木星・土星の合(最も強い影響力を及ぼした)は画期的ですし、乙女座・天秤座の12ハウスは暗殺の匂いがします。

そもそも彼女の出生図には、ドラゴンテイルと合の海王星、海王星と合の12ハウス火星など不穏な要素が多い。

別の不穏な要素が、太陽とセレスの合です。


大本萌景さんの所で説明したようにセレス(⚳)は娘のペルセルフォネを冥界に誘拐されるギリシア神話を、人間界に持ち越した天体です。

もちろん誘拐・暗殺は普通の経験ではなく、起こり得るのは最終度数などの極端な感受点を持つ人だけです。

大本さんは最終度数のドラゴンテイルを持って生まれ、月と合のセレスによって自殺に追い込まれました。大本さんは月と合なので、母親が鍵でしたが、オノ・ヨーコさんは太陽と合なので、夫または父親が鍵になります。

実際は夫と曾祖父であったのは、太陽が水瓶座だからです。隔世(水瓶座)の父親という意味になります。


オノさんは暗殺以外でも、セレスの物語を体現しています(元夫との子供を取られる)

アンソニー・コックスとの出会い、娘の誕生
映像作家のアンソニー・コックスと出会い、1962年の11月28日に結婚しようとするが 一柳との離婚が法的に成立しておらず、1963年3月1日に結婚は「無効」とされてしまう。同年の6月6日に再度結婚をする。1963年8月8日、娘をもうける。1964年、ニューヨークに戻り、活動を再開する。1966年にロンドンの現代芸術協会の招きで渡英し、活動の場をロンドンに移した。その時期にジョン・レノンと関係を持ちはじめる。コックスとは1969年2月2日に離婚した。ヨーコはジョンとの問題では不倫関係となったため、その事実はコックスや実娘キョーコを苦しめた。しかし、ヨーコはコックスから娘キョーコを引き取ろうとし、法廷闘争も行った。コックスはその混乱の渦中で、事件を起こし逮捕されるような事態に陥った。当時5歳と幼かったキョーコは、ヨーコに対し「もう会いたくない」と宣言してヨーコのもとを去った。そして父と娘は共にヨーコと連絡を絶ち、親娘は世間に本名を隠し暮らすようになった。 程なくヨーコは娘の親権を放棄した。母と娘は全く会えないまま長い年月が過ぎ去ったが、キョーコが20代になり子供を産む時になってヨーコに連絡を取った。それは、キョーコが「子供におばあちゃんとの接点がないのは不憫だ」と思ったからだという。(ウィキペディアより)


子供を配偶者に取られるのは子持の離婚夫婦なら必然。

それがセレスで象徴される場合があります。オノさんのセレスは5ハウス(こどもを表す)であったため、子供との別れが強調されたのでしょう。

明石家さんまさんの1ハウスにはセレス(だけ)があり、元配偶者に子供を取られる形になりました。


牡牛座-さそり座と、蟹座、乙女座に関連するセレスは、農耕の女神と呼ばれていますが、その真意は、さそり座が示す地中深くから、地上に出て花が咲き実がなるまでを見届ける「養育」です。

オノさんの最終度数の太陽(夫)は、セレスと合であるために一度この世を去りましたが、セレスと合であるために、残した作品が世代を超えて生き続け、いまなお人の心を育てています

つまり、ジョンの作品が生まれ受け継がれたことには、オノさんの存在が大きく寄与しているのです。

オノ・ヨーコさんのホロスコープでした。


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