ハウスを予想するときは、まず正午のホロスコープを出して天体の位置関係を見る場合が多いです。
クリス・ペプラーさんの誕生日の正午のホロスコープはこちら
天体が集中したエリアがある場合は、何が強調された人生なのかを考えてみるのも有効でしょう。
前回の布袋寅泰さんも天体が集中していました。
布袋さんの場合は、集中した天体の真逆にドラゴンヘッドがある、一見不思議なホロスコープでした。
今回は集中した天体の近くにドラゴンヘッドがあるので、わかりやすいホロスコープになりそうです。
クリス・ペプラーさんはナレーターやラジオDJ等をするタレントです。
ですから、表現活動が強調されたホロスコープではないかと予想できます。
表現といえば、5ハウスと7ハウス。
巧みに言葉を操る人なので、3ハウスも有力です。
3ハウスか5ハウスか7ハウスか。結果はこちらになりました。
天体群はドラゴンヘッドも含めて5ハウスに入りました。
カギとなったのは3ハウスの冥王星と5ハウスの木星
これを両立させようとすると配置がほぼ確定します。
第3ハウスの冥王星:底なしの知的な探究力があり、興味があることを知るためにはいかなる犠牲もいとわない人が多い。 マニアックなことに詳しくなる。 露骨なジョークをもてあそぶ。 言ってはいけないことを言うのが平気。
第5ハウスの木星:新しい企画による新事業の展開などに適性がある。 個人の可能性を伸ばすことと、社会性が調和する。遊び的な宗教か、現世利益的な宗教活動をする。名声、人気を欲しがる。明るい楽観主義者。地位のある恋人を持つ。
クリスさんはJ-WAVEの『TOKIO HOT 100』のナビゲーターを長い間続けています。
むかし聴いていたのですが、洋楽に関する知識がもの凄く、たまにきついジョークを言っていたので、3ハウス冥王星と思いました。冥王星が乙女座なのでやや節度がありました(笑)。
あと、ウィキペディアには以下のような記載がありました。
セント・メリーズ・インターナショナル・スクール卒業後、渡米。カリフォルニアで学生生活を送り、帰国後は広告制作に携わる。音楽に明るかったことから、友人の勧めで1988年、開局したばかりのJ-WAVEのナビゲーターとなる。以後、その美声と多言語能力を生かし、数少ない開局時からのナビゲーターの一人として第一線で活躍。特に、開局翌日の第1回目から現在まで看板番組でもある『TOKIO HOT 100』のナビゲーターを務める。
開局時からの活躍というのは「新しい企画による新事業の展開などに適性」という部分に適合します。
同じハウスに6つも天体が入るような場合、天体の表す内容は全ては発揮されません。
いうまでもなく、天体が多いからといってもそのハウスの活動時間は増やせないからです。
逆に空室だからといってそのハウスの活動をしないわけにもいきません。
仮にクリスさんが宗教活動をしないとしても、問題ではありません(笑)。
私の見てきたところによると、アナウンサーやMC的な仕事をしている人には主要な天体やアセンダントに天秤座を持つ人が多いです。
つまり、公平な考え方や話し方ができ、人との掛け合いや時間配分などを調整できるサインなのでしょう。
クリスさんは天秤座が多いです。
松本人志さんのところで、5ハウスの表現活動は自己満足に走りやすいといいました。
クリス・ペプラーさんが5ハウス過剰でもこの仕事で成功した理由は、天秤座にあるのかもしれませんね。
この他の有名人はこちらをご覧下さい